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現地情報誌「ライトハウス」が過去に取り上げた、アメリカ芸能界ゴシップ情報や、著名人・有名人へのインタビュー記事など。
ライトハウス編集部
ゴシップパラダイスVol.29
ゴシップパラダイス
ハリウッドをうろついて情報収集するネコのベベが、ハリウッド芸能ニュースやセレブの最新情報を、毎号レポートします。エンタメ界になじみのない読者も、思わず目が留まるジューシーなネタ満載です!
☆ アンジェリーナ
父親と和解?
以前から絶縁状態だったアンジェリーナ・ジョリーとジョン・ヴォイド父子。遂に和解が成立したのか、一緒に建物から出てくる姿が目撃された。
アンジーが、小さい頃に離婚した両親に対して複雑な想いを抱いていたことは確か。だが、ジョンに対しては、浮気を含む母や自分への対応が確執の原因なだけに、根が深い問題だった。絶縁状態という微妙な時期でありながら、ジョンはアンジーを精神的に問題があるとマスコミに喋ったり、孫娘にあたるザハラちゃんの名前を公の場で忘れたりと、火に油を注ぐ言動でさらに怒りを買い続けていた。
狭いハリウッドなので、俳優同士のパーティーの席でうっかり鉢合わせしてしまった時、アンジーとブラピがこっそり裏口から逃げるといったエピソードもあり、なかなか笑えない展開だった。
しかし、2月21日日曜日に、イタリアのベニスで子供たちと運河を下る旅にジョリー&ピット・ファミリーに混じってジョンも参加していたという。現在、アンジーがジョニー・デップと共演の新作映画『The Tourist』の撮影のため、ジョリー&ピット家は家族全員でベニスに滞在中なのだ。突然増えてしまった孫たちにやっと会えたジョン。今度こそは全員の名前を間違えないようにしなくてはいけない。
☆ タイガー・ウッズ
公式記者会見
お盛んな私生活が赤裸々に暴露されてしまってから3カ月、タイガー・ウッズが沈黙を破って、公の場で正式に謝罪表明をした。最前列に何とタイガーの母親が見守る中、記者会見は終始用意されていた原稿にタイガーが目を落とし、読むような形で執り行われた。現在別居中の妻エリン・ノルデグレンさんは、出席していなかった。ノーネクタイでスーツ姿のタイガーは、神妙な顔で反省を語ったのだ。
「私は今まで、傷付けた人々の気持ちを考えてきませんでした。代わりに自分のことばかり考えていたように思います。結婚しているカップルとして慎まなければならない行動の境界線を越えて、したいことは何でも許されると思っていました。これまでの人生、ずっと忙しく働き続けてきましたので、自分の周りの誘惑をすべて受け入れても、自分にはしかるべきではないかと思っていました。私にはそういった資格があると思っていましたし、お金と名声のため、そういう機会を見つけるのに苦労しませんでした。私は間違っていました。バカでした」。
また、妻子のことにも言及し、まだ和解していないことを明らかにした。タイガーは、昨年12月末から45日間リハビリ施設へ入院し、自分の問題に向き合うためのガイダンスを受けたという。
☆ パリス・ヒルトンの広告
ブラジルで発禁?
Tバックのビキニを皆が愛用し、リオのカーニバルでは半裸で踊り明かすブラジルで、パリス・ヒルトン出演のビールのCMが、淫らであるという理由で中止するよう訴えられている。
ブラジルの女性の問題を取り扱う事務局が、パリスが黒いドレスを着て「Devassa」(「淫ら」「猥褻」という意味)と書かれたビールの缶で、体中をセクシーに撫で回すCMの放送を禁止するよう願い出ている。ラテンなノリで男女を情熱的に煽り立てるブラジルですら、淫らであると言われるパリスは、おそらく全裸よりいやらしいようである。
「問題は露出度が高いということではないのです。ビーチにいる小さいビキニの女性たちに淫らな雰囲気はありません。その時の状況によるのです」と、取り締まり調査をしている会社の代表は、パリスのCMの問題点を語る。そして、パリスがブロンドであることがさらに攻撃的であるとしている。
これに対してパリスはTwitterで、「それ本気?超バカバカしい」とコメントをしている。
パリスは数年前、Carl's Jr.のバーガーCMでも、〝セクシー過ぎる〞と問題になっていた。
☆ リンジー・ローハン
ドラッグ使用を振り返る
天才子役として映画などで活躍し、ティーンアイドルの女王として君臨したリンジー・ローハン。ある時から出演映画は当たらず、撮影現場での評判が悪くなり、仕事を干され、近年ではお騒がせばかりのゴシップクイーンになってしまった。最近では、映画主演女優として活躍していた頃の面影はなく、『Ugly Betty』など、テレビ番組でゲスト出演をしていた。
そんなリンジーも23歳になって、10代の自分のオバカぶりを反省し、父親の影響で手を出してしまったというコカイン使用についても振り返った。
「私は自分の問題を隠すためにアルコール、コカイン、向精神剤を使っていたの。でも今は、もう必要ないわ。自分の中に起こる感情を受け止めているわ。あえてそうしているの」。
今後はティーンに、精神安定剤や向精神剤がいかに危険かということを伝えていきたいと殊勝に語っているものの、映画復帰を真剣に考えないと、喋る場もないかも知れない。
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ハリウッド・カップル・レポート
ダフとコムリー遂に婚約
ハワイのフォーシーズンズ・リゾート・マウイのスイートでは、ビーチの散歩から帰ってきたヒラリー・ダフとNHLのホッケー選手、マイク・コムリーが、バルコニーでロマンチックに夕日を見ていた。ヒラリーが「今日のことを忘れたくないわ」と、うっとりつぶやいたその瞬間、絶妙なタイミングで片膝をつくマイク。間髪入れずに、14カラットの大粒ダイヤモンドが載った100万ドルのエンゲージリングを取り出して、すかさずプロポーズをしたのだった。
女子なら誰でも夢見るようなパーフェクトなプロポーズを受けたヒラリーは、由緒正しいディズニーのティーンアイドル。2000年代初めに、『Lizzie McGuire』というディズニーチャンネルの学園ドラマで一躍有名になった。その後は歌手としても活躍し、最近ではヒット映画に恵まれなかったせいもあり、歌手という肩書きの方が強い感がある。
ディズニーアイドル当時は、同年代で人気ティーンスターだったリンジー・ローハンと親友と言われていたが、当時ヒラリーが付き合っていたアーロン・カーターを巡る三角関係で、その後犬猿の仲になった。ニコール・リッチーの彼で、ニコールとの間にいる2人の子供のパパでもあるジョエル・マッデンと、ヒラリーはかつて交際していた。
カナダ人プロホッケー選手であるマイクと出会い、遠距離恋愛を始めたのは07年。アメリカ=カナダ間の距離や9歳の年齢差も何のそのという熱々ぶりで、めでたく婚約なのであった。出会った当初は興味のなかったアイスホッケーだったが、ルール本を片手に勉強したというヒラリーは、過酷な芸能界で生き残っているティーンアイドルたちの中で、ひと際まっとうな生き方をしている。
噂のダイエット術 その⑮
最もホットなエクササイズ ZUMBA
流行があっという間に移り行くフィットネス業界。その中で、現在最もホットと言われるのが、ラテンミュージックに合わせて身体を動かすエアロビクスタイプのエクササイズ「ZUMBA」。この1、2年でブームが訪れ、現在では世界35カ国で愛されるエクササイズだ。
『Dancing with the Stars』の出演者たちもお気に入りのZUMBAは、コロンビア出身のダンサー兼振付師のベト・ペレスさんが発案した。何と1レッスンで500キロカロリーも消費するという。飽きたり、面倒になったりして、長続きしないことが多いが、ZUMBAはとにかく楽しいから続けたくなる。
ラテンのリズムに合わせてステップを踏み続けるので、ダンスが苦手な人には敷居が高いように感じるが、シンプルな振りが多いので難しくはない。しかし、ラテンのリズムを持たない日本人にとっては、思い切ったステップを踏むのに時間がかかりそう。また、ロサンゼルス近郊にはレッスンをしているスタジオが少ないので、ここはDVDを購入して密かにトレーニングを積んでから、スタジオを探してみるのが良いかもしれない。
ちなみに日本でも人気のようで、「1時間のレッスンで1千キロカロリーを消費する」という謳い文句。だが、1千キロカロリーと言えば、1時間クロールで休まずに泳ぎ続けても消費できないくらいなので、言い過ぎではとベッちゃんは思うのだ。
●イラストレーター:小坂 亘
北清水デザインラボ代表。大阪在住のイラストレーター。
独特の作風でハリウッドセレブを描いたイラストの数々は、下記のウェブサイト参照。
公式ウェブサイト
www.kitashimizudesignlab.com
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