サンディエゴの治安に加えて日本円から米ドルへの両替方法、チップについての基礎知識、国内および国際電話のかけ方、さらにアメリカの主な祝日について見ていきましょう。
サンディエゴの治安
アメリカの都市にしては比較的治安が良く、ダウンタウンなどの繁華街は夜でも賑わっており、観光客がトラブルに巻き込まれることは少ないです。とはいえ、日本とは違うので夜間の一人歩き、電車やバスでの居眠り、荷物を置きっぱなしにしてその場を離れるなどは避けましょう。また、車の盗難、車上荒らしを避けるためにも車を駐車したときは必ずロックし、荷物は外から見えないところに隠すようにしましょう。ちなみに、2012年の犯罪件数は約3万7000件(ロサンゼルスは約13万6000件)となっています。
日本円から米ドルへの両替
サンディエゴでの日本円から米ドルへの両替は、空港や主要銀行のほか、ホテルなどでもできる所があります。
チップについての基礎知識
チップとは、受けたサービスに対して支払うもの。アメリカではチップが社会習慣となっているため、サービスの満足・不満足にかかわらず、払うことが常識となっています。チップの目安は以下の通りです。(税抜き価格に対する%。消費税にはチップは不要)
【レストラン】
ランチ:15%~ / ディナー:20%~
【バーやクラブ】
飲み物を運んでもらうたびに清算する場合や、カウンターで注文し、その場で清算する場合は、1杯1ドルが目安となります。最後にまとめて精算するのなら合計金額の15~20%。
※レストランによっては、チップの払い忘れを防止するため、請求書に「Gratuity」と書いてチップの目安金額を表示してあります。この場合、表示金額内を払えばいいでしょう。
【その他】
・タクシー:15%
・マッサージ・スパ:15~20%
・ツアーガイド:15~20%
・ピザなどの宅配:10%
・係員に車を駐車してもらうバレーパーキング(Valet Parking):1~3ドル
・バーなどのカウンターで1杯ごとに精算する場合:1杯1ドル
・ホテルや空港で荷物を運んでもう:1個につき1~3ドル
【豆知識】
サンディエゴの物販の税率は7.75%(ホテルは10.5%)なので、レシートに記載された税金の額x2をすると合計金額の約15%になる。これをもとにチップを計算すると楽チン。
サンディエゴから国際電話・国内電話をかけるには
【アメリカから日本への通話】
アメリカから日本へかける場合は、011(国際電話認識番号)→81(日本の国番号)→0を除いた相手先番号をダイヤル。
ホテルの客室の電話を使う場合: 外線発信番号(ホテルにより異なる)を押し、一般電話と同様に。
公衆電話を使う場合: 受話器を取って硬貨を入れ(5、10、25セントに対応)、一般電話と同様に。クレジットカード対応の公衆電話もあり。
【日本からアメリカの通話】
010(国際電話識別番号)→1(アメリカの国番号)→相手先の電話番号をダイヤル ※マイラインに登録していない場合、最初に各社の国際電話識別コードをダイヤル
【アメリカ国内(市内・市外通話)】
電話番号の最初3桁がエリアコード。発信元と同じエリアコードの場合は市内通話となり、それ以外は市外通話となります。
市内通話: 全ての番号をダイヤル。
市外通話: 1(市外通話番号)を押し、最初の3桁を含む全ての番号をダイヤル。
※ 1-800、1-888で始まるトールフリー(無料通話)も最初にダイヤル1を押す
公衆電話は50セントを入れて同一エリアならそのまま、他エリアには最初に「1」をダイヤルしてからかける。市内通話は時間無制限。プリペイドカードやクレジットカードも使える。警察、救急車、消防署への緊急番号(911)やオペレーター(0)へは無料でつながります。
■日本語対応のケータイレンタル
通常の携帯電話契約の他に、旅行時に便利なケータイレンタルあり。店舗は「ミツワ・マーケットプレイス(Mitsuwa Marketplace)」内にあり、Verizonのマークが目印。直接来店する他、事前申し込み&郵送(送料は負担)も可。
4240 Kearny Mesa Rd. #119, San Diego
☎ 858-277-1712
Webサイト: www.mm-mobile.com
【豆知識】
ホテルはもちろんのこと、街中のカフェの多くが無料Wi-Fiを用意している。ほとんどの場合、パスワードが必要で、注文時に店員に聞けば教えてくれる(レシートに記載されていたり、店内に貼り出されているケースもあり)。「Wi-Fiあり」と大きく謳っていない店にもあることが多いのでぜひ確認してみよう。
【おすすめeSIM】
eSIM(バーチャルSIM)対応のスマホの場合は、WiFiレンタルよりもeSIMを使うのがおすすめ!
Airaloなら日本にいる家にアプリをダウンロードし、滞在日数や利用ボリュームに併せて最適なプランを購入しておき、アメリカ到着時にアクティベイトすればすぐに現地のネットが使えてとっても便利です。
アメリカの主な祝日
1月 | 1日 | New Year’s Day |
第3月曜 | Martin Luther King, Jr’s BirthDay | |
2月 | 14日 | Valentine’s Day |
第3月曜 | Presidents’ Day | |
3月 | 17日 | St. Patrick’s Day |
3月 or 4月 | 日曜 | Easter ※年によって異なる |
5月 | 5日 | Cinco de Mayo ※メキシコの祝日 |
最終月曜 | Memorial Day | |
7月 | 4日 | Independence Day |
9月 | 第1月曜 | Labor Day |
10月 | 第2月曜 | Columbus Day |
31日 | Halloween | |
11月 | 11日 | Veterans Day |
第4木曜 | Thanksgiving Day | |
第4金曜 | The Day After Thanksgiving | |
12月 | 25日 | Christmas Day |
気を付けたい法律
☛ 飲酒は21歳から
午前2時~6時の時間帯は飲食店を含め全ての店で酒類の販売(購買)は禁止。ビーチや遊歩道、公園へのアルコール類の持ち込みは禁止。また飲酒運転ももちろん禁止。アルコール購入の際はパスポートなどIDの提示を求められることがある。
☛ 喫煙は21歳から
公共スペースや屋内は全面禁煙。喫煙の際は喫煙できるスペースか否かを確認しよう。
☛ 大麻(マリファナ)
21歳以上かつ特定の条件における嗜好品としての大麻所持・使用・販売がカリフォルニアで合法化されたが、日本の法律では海外での大麻の所持・譲渡等を違法としている。