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現地情報誌「ライトハウス」が過去に取り上げた、アメリカ芸能界ゴシップ情報や、著名人・有名人へのインタビュー記事など。
ライトハウス編集部
ロック好きが集まるクールなクラブ
ロックスターたちもフラリと立ち寄る!?
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ロサンゼルスのロバートソン・ブルバードといえば、セレブがしょっちゅうお買い物をすることでも有名なセレクトショップ『キットソン』など、話題のショップやレストランがあることで知られます。そんなロバートソン・ブルバードとピコ・ブルバードのほぼ角地に位置するクラブが『Joint(ジョイント)』。角地にあたる場所にはスターバックスがあり、その隣にある謎めいた真っ黒な外観の建物がこのクラブ。この店名“Joint”とは、(ハングアウトするのに)クールな場所という意味から名づけられたらしい。
そもそも、ロサンゼルスには、数々の老舗クラブから小さなクラブ、ディナータイムはレストランで、ある時間になるとクラブに変わるスタイルやレストラン兼クラブといったスタイルなど、クラブごとに各々の雰囲気とカラー、ウリがある。日替わりで、さまざまな音楽を楽しめるクラブが主なので、クラブの違いを見出すには、その独自の雰囲気がキーを握っているといえるでしょう。
『ジョイント』は、クラブというよりも、ライブハウスといった方が日本人にはピンとくるイメージかもしれません。1歩クラブ内に入ると、まず目に留まるのが、バーカウンター。その奥には、ステージが見え、ステージ横の階段は、ラウンジへと繋がっています。決して広いとはいえないけれど、天井が高いので、そのせいか実際のスペースより広く感じます。とてもシンプルでこぢんまりとしたクラブなのです。
毎週月曜日には、クラシックロックをカバーするバンドが演奏。このバンド、実はかなりのプロフェッショナル集団で、例えば、“フリート・ウッド・マック”のスティービー・ニックスの専属ドラマーや、“ローリングストーンズ”のバックギタリストなど、スタジオミュージシャンたちが出演するとあって、月曜日にやって来るレギュラー客は、筋金入りのロック好き。だから、半端な腕のミュージシャンでは納得しないらしい。そんな客層は、ギターを愛し、明日のスターを夢見るギター小僧や60年代、70年代のカルチャー(スタイル)が好きなアーティスト系の若者から、まさにその時代を生きた人たちまでと幅広いのです。
そんな『ジョイント』に、大物ロックスターが、プライベートで、よくフラリとやって来るとか。例えば、“ローリングストーンズ”のキース・リチャードや、“レッド・ツェッペリン”のロバート・プラント、ジミー・ペイジ、ニール・ヤング、スティービー・ニックス、“ポイズン”のブラッド・マイケルズ、“イーグルス”のジョー・ウォルシュ、クリス・アイザックなどなどが名を連ねる(一部)。『ジョイント』は、こんなレジェンド・ロッカーたちも愛する、彼ら行きつけの気の置けないクラブなのです!
キースは、立ち寄っただけではなく、ステージに登場。ニール・ヤングも家族と来ていて、突然演奏を行ったとか。その時、たまたま居合わせたお客さんなんかは、超・超ラッキーですね!
もちろん、クラシックロックだけでなく、ロック全般、ブルース、ジャズ、ラップ、カントリー、フォーク、パンク、ハードロック、ヘビメタ、レゲエ、ポップ、テクノなどが演奏される。ビバリーヒルズにもほど近く安全な場所柄なので、ロサンゼルスのクラブを初めて体験する方でも、心配はありません。バーも、気取った感じではなく、とてもフレンドリーなので気軽に楽しめます。毎日異なるスケジュールなので、行ってみよう!と思ったら、電話またはインターネットでチェックしよう!
オープンから10年経っても変わらない根強い人気の秘密は、やはり、常連客の存在でしょう。訪れる大物ロッカーたちも、そんなジョイントファンのひとりにすぎません。ある意味マニアック!? なクラブなのかもっ・・・。
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The Joint
8771 W. Pico Blvd.
Los Angeles, CA 90035
Tel: 310-275-2619
BH: 8:00pm-2:00am
www.myspace.com/thejoint