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現地情報誌「ライトハウス」が過去に取り上げた、アメリカ芸能界ゴシップ情報や、著名人・有名人へのインタビュー記事など。
ライトハウス編集部
日本人選手を総チェック!
メジャーリーグ2008(1)
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昨シーズンは、ワールドシリーズの大舞台でも日本人メジャーリーガー対決で盛り上がったメジャーリーグ・ベースボール(MLB)。今季は日本人の大物選手がさらに増え、ここ南カリフォルニアでも、その活躍を生で観戦する機会も増えそうだ。今回は、日本人メジャーを中心に、観戦のためのマメ知識をまとめて紹介!
メジャー全30チームの横顔
◆アメリカン・リーグ東地区
【ボルチモア・オリオールズ】
ラモン・ヘルナンデス捕手とブライアン・ロバーツ内野手が引っぱるチーム。過去にサミー・ソーサ選手やミゲル・テハダ選手など、スーパースターを擁したものの活躍することもなくチームを去っている。
今季は何としてもレッドソックス、ヤンキースに食らい付いていってもらいたい。
【ボストン・レッドソックス】
昨年のワールドシリーズ優勝チーム。他チームを圧倒する打線、特にデービット・オルティス選手とマニー・ラミレス外野手の3、4番コンビと、プレイオフでも大活躍したジョシュ・ベケット投手、抑えのジョナサン・パペルボン投手を擁する投手力で連覇を狙う。
また、松坂大輔、岡島秀樹両投手の2年目にも注目したい。
(Credit: Julie Cordeiro/Boston Red Sox)
【ニューヨーク・ヤンキース】
昨年も選手の総年俸はメジャーで1番。名将トーリ監督からジョー・ジラルディー監督に代わり、これがどうチームに影響するか。キャプテンのデレク・ジーター内野手が、アレックス・ロドリゲス内野手やジョニー・デーモン外野手らスター軍団をリードしていく。
若手で注目したいのはジョバ・チェンバーレイン投手。心配なのは松井秀喜外野手で、今季は構想外らしく、出場機会が減りそう。
(Credit: New York Yankees)
【タンパベイ・レイズ】
昨年暮れにチーム名をレイズに改名、ロゴ、ユニフォームも一新した、若い選手の多いチーム。同地区にレッドソックス、ヤンキースがいるため、なかなかプレイオフ進出も難しいが、今季こそはひと旋風巻き起こしてほしい。
岩村明憲内野手がトップバッターとして、どこまでチームを引っぱっていけるか。エースのスコット・カズミアー投手も注目株だ。
(Credit: Tampa Bay Rays)
【トロント・ブルージェイズ】
2006年、07年と16勝を挙げているエースのロイ・ハラデー投手、かつてのスタープレーヤー、フランク・トーマス選手など、チームとしてはバランスが取れているもののシーズンが進むにつれ、なぜか脱落してしまった。レッドソックス、ヤンキースに苦杯をなめさせるのはこのチームのはず。大波乱を期待したい。
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◆アメリカン・リーグ中地区
【シカゴ・ホワイトソックス】
素晴らしい先発投手陣と井口資仁内野手を擁し、世界一になった05年シーズンだったが、その後、覇者の影も見られないくらいチームは停滞してしまった。陽気なオジー・ギーエン監督の下、かつての栄光をぜひ取り戻してほしい。
【クリーブランド・インディアンズ】
昨年の中地区チャンピオン。ディビジョン・シリーズではヤンキースを破り、リーグ優勝決定戦でもレッドソックスをあと1歩というところまで追い詰めた。エース、C.C.サバシア投手がどこまでチームを引っ張るか。また小林雅英投手の起用法にも注目だ。
(Credit: Chiba Lotte Marines)
【デトロイト・タイガース】
今季のタイガースは、オフに大型トレードでフロリダ・マーリンズから獲得したミゲル・カブレラ内野手とダントレル・ウィルス投手に注目したい。また、今季のラインナップには、白人選手が1人もいないという異例の事態も起こりそう。
昨季のア・リーグ首位打者マグリオ・オルドネス外野手は、今季も3割6分以上打てるだろうか。
【カンザスシティー・ロイヤルズ】
新監督に前北海道日本ハムファイターズのトレイ・ヒルマン氏を迎え、日本人選手も薮田安彦投手、マイナー契約ながら野茂英雄投手が入団。日本人メジャーリーガーの先駆者、野茂投手の復活には誰もが期待するだろう。
日本人にはあまりなじみのないチームだが、日本一にも輝いたヒルマン戦法がどこまでメジャーで通用するか、注目したい。
(Credit: Kansas City Royals)
【ミネソタ・ツインズ】
看板選手だったトリー・ハンター外野手の移籍、エースのヨハン・サンタナ投手もトレードで放出し、いよいよジャスティン・モルノー内野手だけのチームになりそうだ。新球場の工事も始まり新たな球団史を築くが、やはりサンタナ投手が抜けた穴は大きそう。