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現地情報誌「ライトハウス」が過去に取り上げた、アメリカ芸能界ゴシップ情報や、著名人・有名人へのインタビュー記事など。
ライトハウス編集部
ゴシップパラダイス Vol.2
ゴシップパラダイス
ハリウッドをうろついて情報収集するネコのベベが、ハリウッド芸能ニュースやセレブの最新情報を、毎号レポートします。エンタメ界になじみのない読者も、思わず目が留まるジューシーなネタ満載です!
☆ケイティ・ホームズ
サプライズ・バースデイ
俳優トム・クルーズが、妻ケイティ・ホームズの30歳の誕生日を一緒に過ごせない代わりに、サプライズ・プレゼントを贈ってケイティを驚かせたとのこと。
12月18日に誕生日を迎えたケイティは、その日も現在公演中のブロードウェイ・ミュージカル『All My Sons』の舞台に立っていた。一方トムは、出演最新作『Valkyrie』のロサンゼルスでのプレミアのため、大陸を隔て反対側の都市にいた。
米『Star Magazine』によると、ロマンチックなトムは誕生日を祝えない代わりに、カーテンコールに内緒で仕掛けをしたという。カーテコールの後に共演者のジョン・リスゴーは、「このショーの大ファンで、私たちの友達、そしてケイティを溺愛している夫のトムは、今夜この場に来られません。彼はそのことをとても嘆いていたが、ここにいると思って、私たちみんなと一緒に、ケイティの誕生日のお祝いをしてください」と発表した。
その瞬間に5層からなるケーキが登場、ダイアン・ウィーストといった共演者と共にお祝いの歌を歌う運びとなった。ケイティは思わぬお祝いに驚いたようだが、愛娘スリをステージに上げ、一緒にろうそくの明かりを消した。舞台裏では、その後もトムから振る舞われたシャンペンで共演者やスタッフたちが、宴会を続けたという。
☆マドンナの長女
スターへの第1歩
世界の歌姫マドンナのただ1人の娘、ローデス・レオン・チッコーネちゃん12歳は、母親の映画界での失敗には目もくれず、女優になる決意をしたようだ。
昨年末離婚が成立したばかりのマドンナは、早々にロンドンから引き上げ、念願のニューヨーク暮らしと相成ったが、早速、ローデスちゃんがマンハッタンにあるプロフェッショナル・チルドレンスクールに入学することとなった。
彼女の取る教科には、演技、ファインアーツ、音楽などが含まれるとのこと。このプロフェッショナル・チルドレンスクールは、SATCのサラ・ジェシカ・パーカーや、子役から活躍し続けているスカーレット・ヨハンソンなどを輩出する名門校。高校を卒業するまでは、芸能界の仕事はさせないというマドンナの教育方針もあり、今からみっちり勉強し、2010年を境に芸能界に進出するのでは言われている。ローデスちゃんの父親は、マドンナの元彼のカルロス・レオン氏で、パーソナル・トレーナー兼俳優をしている。
音楽の世界で女王として君臨して久しいマドンナだが、映画女優としては、功績があまり芳しくない。それを娘が代わってリベンジとなるか!?
☆レイチェル・ゾー
が激やせ!
Bravoチャンネルのリアリティーショー『The Rachel Zoe Project』で人気を博しているスタイリストのレイチェル・ゾー。11月になってから激やせしたことが伝えられている。
レイチェルはキーラ・ナイトレーやミーシャ・バートンといったセレブのスタイリストとして知られる売れっ子だ。しかし、彼女のクライアントがいつも激やせしていく傾向にあることでも悪名高い。ニコール・リッチーやリンジー・ローハンなどのセレブたちが急激に体重を落とし、不健康な姿をさらけ出した。さらに、ニコールには胃袋を縫い合わせる手術をすすめたとか、メキシコから強力痩せ薬を仕入れているなど、黒い噂は後を立たない。
そんなレイチェルだが、元々痩せ気味の身体がいっそう痩せ、鎖骨をあらわにしてロバートソン・ブルバードでショッピングする様子が目撃されている。自身の冠番組の第2シーズン続行が決定したこともあり、準備のためだろうか?
☆パリス・ヒルトン邸に泥棒
そしてその後の調べ
12月19日に、またもや泥棒に入られ、200万ドル相当の盗難被害に遭った迂闊なパリス・ヒルトンだが、その犯人がどうやら知り合いである可能性が高いことが分かった。
ロサンゼルス市警察によると、押し入った泥棒は、パリス・ヒルトン邸の構造や部屋の様子、どこに宝石のような高価な物が保管してあるのかといった事情を、かなり把握している人間である可能性が高いことから、内部関係者の犯行ではないかと見ている。さらに、パリス自身から提供された知り合いリストの中から、怪しい人物を数名に絞り込む作業が進んでいるという。
事件は19日の夕方から翌朝4時までの時間に起こった。犯人は鍵のかかっていない部屋から侵入し、迷うことなくパリスがネックレスや時計を隠している秘密の部屋に向かい、犯行を行ったようだ。パリスは午前5時頃、夜遊びをひと通り終え帰宅した際に、犯行に気が付いた。
同じ週に20万ドルで購入した、ベイビー・ピンクの最高級車ベントレーを乗り回す無邪気なパリスは、盗った物をこっそり返してくれれば罪を軽くすると、犯人に訴えている。
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ハリウッド・カップル・レポート
ジェニファー対アンジー
40歳を過ぎても色男の代名詞を譲らないブラッド・ピットは、実は案外惚れっぽく、特に共演者と恋に落ちることが多い。古くはジュリエット・ルイスに始まり、『Seven』で共演したグウィネス・パルトロー、『Meet Joe Black』のクレア・フォーラニなど、特に共通しない人選が目立つ。そんななか、共演はしていないが、当時『Friends』のレイチェル役で人気を博していたジェニファー・アニストンと2000年に結婚。ハリウッド一のおしどり夫婦となる。
落ち着いたブラッドだったが、またもや共演者とフォーリンラブ。現在のパートナー、アンジェリーナ・ジョリーと道ならぬ恋に引き込まれていく。アンジェリーナは、今でこそ賞レース常連のトップ女優であり、6人の母親として知られるが、全身のタトゥーや自傷行為、バイセクシャルやいじめに遭うといった経験など、過激な10代を送ってきた。そんなワイルドなアンジーと世界の紳士ブラピが家庭を壊してまで一緒になるという状況は、ソープオペラよりドラマチックで、世の中はジェニファー派とアンジー派に2分された。
最近ブラピを巡って、アンジーとジェニファーの戦いが激化している。といっても2人が実際に会って、ケンカしているわけではもちろんなく、雑誌上でのインタビューで火花を散らす。
まず、『Vogue』の07年1月号で、アンジーはジェニファーに対して、「いつでも歓迎するわ。座って話をしましょう」、そして『Mr. & Mrs. Smith』の現場では、ブラピと会えるのが楽しくて「仕事が待ち遠しかった」といった内容の発言を残す。さらに08年10月15日付の『The New York Times』紙で、アンジーは子供たちに2人の出会いのきっかけとなった共演作『…Smith』を早く見せたい、なぜなら「自分の両親が恋に落ちた時の映画を見ることができる人なんてそうはいないでしょ」と語った。
沈黙を続けてきたジェニファーだったが、自身とブラピがまだ“結婚”していた時期から恋を意識していたという発言に鼻持ちならなかったようで、『Vogue』での発言に対して「Uncool」であると応戦した。
激戦を続けるジェニファーの主演映画、『Marley and Me』は、初登場興行成績1位、さらにブラピ出演の『The Curious Case of Benjamin Button』は3位と、なかなか順調なのである。
セレブなお仕事紹介・その②
「パーソナル・ショッパー」
「そこには、必要な物なんて何もないの。欲しい物がうんとあるのよ!」。ビバリーヒルズにある、某ハイエンド・デパートのパーソナル・ショッパーのアシスタントを務めるゴメスさん(仮名)は、自身の勤めるショップのことをそんな風に表した。
パーソナル・ショッパーの仕事は、顧客の欲しい物を、本人に代わって探してあげること。ショップ店員との違いは、もう少しだけ心を砕いたサービスとファッションの知識やコネクションを提供するところ。セレブたちのあの美しい装いは、パーソナル・ショッパーと専属スタイリストで成り立っている。
「クライアントたちはね、世界各国の『Vogue』や『Harper's BAZAAR』みたいなファッション誌を取り寄せていてね、そこにポストイットを貼って送って来るのよ。あたしの仕事はその洋服や靴たちがどこのブランドで、いくらかを調べて取り寄せるの。もう本当に一生懸命調べて、やっと手に入れても、『あんまり可愛くないのね』と突っ返されることもあるわ」。
その代わり、買う時は買う。セレブたちの買い物は大人買い中の大人買いで、1足1千ドルは下らない靴を、色違いで全種類などといったことは日常茶飯事なのだ。
しかし、そんなセレブリティーであろうとも、やはりディスカウントは好きだという。3万ドルの毛皮が2万5千ドルになっていたら購入するセレブは多いとか。何やら桁が違う話だが。
「あら、彼らだってディールは大好き。15%オフとか好きなのよ。それに他の人が持っている物が欲しかったりするのよ。あの人が持っているあれが欲しいってね。おかしいでしょ」。
パパラッチされている他のセレブの洋服にも「ポストイット・リクエスト」は適用されている様子。それを調べるのがまたひと苦労だとか。
ゴメスさんの1番忙しい季節は夏。夏は某国の姫君が来るという。「彼女はとにかく新しい物が好きなの。200~300万ドルといったお金を落としていくのよ。信じられる?」。
しかし、パーソナル・ショッパーとは料金無料のサービス。彼らの報酬は、デパート側からセレブが購入した商品の数パーセントが支払われるという仕組み。
べっちゃんは、ゴメスさんにべっちゃん用のファーも選んでもらえるのかしらと聞いてみた。ゴメスさんは「いつでもいらっしゃい」と言う。三毛柄も好きだけど、たまには白ネコ気分も味わいたいのだ。
(2009年1月16日号 掲載)
●イラストレーター:小坂 亘
北清水デザインラボ代表。大阪在住のイラストレーター。独特の作風でハリウッドセレブを描いたイラストの数々は、下記のウェブサイト参照。
公式ウェブサイト
www.kitashimizudesignlab.com/wtrgallery.html
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