焼肉、無性に食べたくなること、ありますよね!?そこで今回は、ロサンゼルス&OCにある「ここなら間違いなし!」の焼肉店を、日本式焼肉店からコリアンBBQまでズラッとご紹介!
また、肉のプロに聞いた、おいしく食べるための焼き方なども掲載。これを読んで、ロサンゼルスのうまい焼肉を堪能しに行きましょう!
(ライトハウス・ロサンゼルス版2019年3月1日号掲載)
【トーランス】 熟成肉の旨み「牛角」
カルビ、ロース、ハラミ、タン、ヒレ、リブアイ、豚、鶏と多彩に用意。どれも肉の質は高く、特に21日以上熟成させたカルビやハラミは旨みが凝縮して絶品です。
ロサンゼルスにて、心地のいい日本的接客でおいしく焼肉を食べる
日本の有名焼き肉店「牛角」。南カリフォルニア・ロサンゼルスでは14店舗展開しており、日本的で丁寧な接客サービスが特徴です。どの店舗にも、食欲をそそる焼肉のいい香りとスタッフの活気が充満。価格がリーズナブルで心置きなく食べられるから、気の合う仲間と質の高い焼肉を存分に楽しんじゃいましょう。
21日間熟成の肉をプレミアムダレで!
日本でもお馴染みの同店は、アメリカ・ロサンゼルスでも大人気!
中でも絶対に食べてほしいのが、3週間熟成したチルド肉のみを使ったこだわりの「プライムカルビショートリブ」。専用の特製ダレとの相性が抜群です。一番人気の「ハラミステーキ」(10ドル)は特製の味噌ダレでいただくのがオススメです!
◎ 牛角 / Gyu-Kaku Japanese BBQ
24631 Crenshaw Blvd., Torrance
☎ 310-325-1437
▶ 営業:日~木11:30am-10:30pm、金&土 11:30am-11:30pm
▶ ハッピーアワー:月曜終日、火~木11:30am-6:30pm・8:30pm-10:30pm、金土11:30am-6:30pm・8:30pm-11:30pm、日 11:30am-6:30pm・8:30pm-10:30pm
▶ 休:なし
※他店舗の住所、営業時間、定休日はウェブサイトで確認を。
ビバリーヒルズ店
ブレア店
バーバンク店
セリトス店
ハンティントンビーチ店
パサデナ店
ランチョクカモンガ店
サンディエゴ店
シャーマンオークス店
トパンガキャニオン店
タスティン店
バレンシア店
ウェストロサンゼルス店
【トーランス】 骨付き肉や牛タンもあれこれ食べ放題「高麗亭」
2種類のリーズナブルな食べ放題メニューを提供する同店の一番人気は、27.99ドルのコースで食べられる、骨付き「Black Angus Marinated Beef」。味の染みた一枚肉を豪快に焼いて頬張って。その他、焼肉には外せない人気メニュー「牛タン」や「Wagyu」なども食べ放題なのもうれしい。
1585 Sepulveda Blvd. Suite N, Torrance
☎ 310-530-0025
▶ 営業:日~木11:00am-11:00pm、金土11:00am-11:30pm
▶ 休:なし
【トーランス】 口でとろける絶妙な霜降り「清香園」
ロサンゼルスで正統派の日本式焼肉が楽しめる同店で、ハズせないのが看板メニューの「和牛霜降り極上カルビ」。その名の通り脂の乗り具合が極上で、赤身とのバランスも絶妙です!他に、日本では食べるのが難しくなったレバ刺しやユッケなどの生肉メニューを揃えているのも大きな魅力です。
1730 W. Sepulveda Blvd. #14, Torrance
☎ 310-534-5578
▶ 営業:火~金5:00pm-10:00pm
▶ 休:月
【トーランス】 コスパ最高の8色サムギョプサル「パルセック」
韓国の豚バラ焼肉「サムギョプサル」をハーブ、カレー、コチュジャンなど8種の味のバリエーションが楽しめる「Palsaik Combo」が大人気の同店。チヂミやキムチなど充実のサブメニューが付いて54.99ドル(2人前)は大人3人で食べても十分のボリュームで、かなりのコスパの高さです。
22757 Hawthorne Blvd., Torrance
☎ 310-791-0300
▶ 営業:日~木11:30am-11:00pm、金土11:30am-12:00am
▶ 休:なし
【トーランス】 ロサンゼルスにて極上宮崎牛をモツ鍋とともに「YAMAYA」
YAMAYAオリジナルブランド「和州牛」の牛タンは極厚カットでプリプリの食感がたまりません。他に日本産和牛のセット、「Japanese Wagyu Set」(150ドル)も必見。さらに、焼肉と並ぶ自慢のモツ鍋(45ドル)は肉を45ドル以上注文で30ドルに!
2529 Pacific Coast Hwy.,Torrance
☎ 310-257-1800
▶ 営業:火~金11:30am-2:00pm・5:30pm-10:00pm(金-10:30pm)、土日11:30am-3:00pm・5:00pm-10:00pm(土-10:30pm)
▶ 休:月
hakatayamaya.com
【ガーデナ】 ロサンゼルスにて、コリアンBBQをフルコースで「イエローカウ」
ロサンゼルスにて20年以上続くコリアンBBQの店、イエローカウ。同店の味をめいっぱい楽しむなら「Combo」で決まり!好きな焼肉(2~4種類)を人数に合わせてチョイスでき、サイド、サラダ、鍋料理など盛りだくさん。中でも、コースに付く鍋料理を3種類から選べる「FamilySet」(145ドル)が一番人気!
1835 W. Redondo Beach Blvd., Gardena
☎ 310-329-7343
▶ 営業:毎日3:00pm-11:00pm
▶ 休:なし
myyellowcow.com
【ガーデナ】 ツボから飛び出す一枚肉!「新撰組 炭焼き・しゃぶしゃぶダイニング」
焼肉のスペシャリスト厳選の肉を提供する同店で味わいたいのは、壺から大きなハラミの一枚肉が顔を出す「特選壺ハラミ」。軽く外側を焼いたら切って、最後に中に軽く火を通すのがコツ。他にアペタイザーの「特選ウニとキャビアの牛肉のせ」(16.50ドル)も絶品!
1695 W. Artesia Blvd., Gardena
☎ 310-532-0728
▶ 営業:月~金11:30am-2:00pm・6:00pm-11:00pm、土日11:30am-11:00pm
▶ 休:なし
shinsengumigroup.com
【ロミータ】 肉、肉、肉、肉のらせん階段!「たまえん」
自慢の「肉階段」(2~3人前)はタン、カルビ、日本産牛のロースなどが載った、豪華な盛り合わせ。冷凍された肉は使用しないのがポリシーで、新鮮だからこそ出せるレバ刺しを毎日提供しているのも魅力!この春にはガーデナ店(15476 S.Western Ave. Suite106, Gardena)も開店予定です。
1935 Pacifi c Coast Hwy., Lomita
☎ 310-326-0829
▶ 営業:木~火11:30am-2:00pm・4:00pm-11:00pm(日-10:00pm)
▶ 休:水
tamaenus.com
【ロミータ】 話題の肉居酒屋「光 ジャパニーズ・バーベキュー・アンド・グリル」
肉の目利きに長けた高須賀丈オーナーシェフの肉料理の味は、もはや感動の域。これを、ロサンゼルスにて居酒屋スタイルで、ワイワイ飲み語らって楽しめるのが同店の魅力です。
旨い焼肉とお酒を楽しむ。ロサンゼルス住民が愛する肉居酒屋
「肉居酒屋」を標榜する同店は、ロサンゼルスのローカル情報サイト「Locot」にて、「2016年上半期ベスト焼肉ランキング」1位に選ばれた実力派の人気店。「厚切り牛タン」(12.80ドル)や「豚トロ」(9.80ドル)などの焼肉に加え、「牛肉とクリームチーズ、アボカドの生春巻き」(7.80ドル)といったお酒が進む創作肉料理が自慢です。これらの中からおすすめを一通りお得に楽しむなら「特選光コース」(一人前35ドル)をぜひ。お酒はビールや日本酒、ワイン、焼酎など種類豊富に揃っています。
肉の味がギュッと詰まった赤身肉!
七輪で焼くのが楽しい同店が太鼓判を押すのが「シンシン」。お尻に近い部分の赤身肉で脂肪が非常に少なく、肉本来の味を味わえる、焼肉好きには絶対食べてほしい一品です。さっとレアに焼けば、柔らかさとしっかりした肉の食感のバランスが最高! ユッケなどの前菜や〆の麺類も充実しています。
2383 Lomita Blvd. #102, Lomita
☎ 424-263-5777
▶ 営業:月水~金 6:00pm-11:00am、土日5:00pm-11:00pm
▶ 休:火
【ダウンタウンLA】 贅沢なKobe Beefを盛りだくさんのセットで!「俺の焼肉」
Kobe Beefのユッケ、タン、カルビなど各種お肉や、テールスープ、石焼きビビンバなど約200ドル分を135ドルで提供する「Kobe Special」は超お得でボリュームも満点!特に注目はタン。珍しい縦切りで、脂の濃厚な舌の奥の部分をどのカットでも味わえます。
123 S. Onizuka St., Suite 308, Los Angeles
☎ 213-680-0829
▶ 営業:ランチ火~日 11:30am-2:00pm、ディナー火~金5:30pm-10:00pm(金-11:00pm)、土日5:00pm-10:00pm(土-11:00pm)(ディナーは30分前LO)
▶ 休:月
oreno-yakiniku.com
【ガーデングローブ】 ロサンゼルスにて本格コリアンBBQを、心ゆくまで食べ尽くす「グラムス」
予算に合わせて3種類の食べ放題コースを選べる同店。中でもオーナーが特に勧めるのが、39.99ドルのコースで食べられる、厚切りで脂の乗ったロース肉の「Prime Steak Thick Cut」、程良い脂の赤身肉「Chuck Flap」(ハネシタ)、上カルビにあたる「Boneless Short Rib」の3品!
8902 Garden Grove Blvd., Garden Grove
☎ 717-591-5044
▶ 営業:月~金4:30pm-12:00am、土12:00pm-12:00am、日12:00pm-11:00pm
▶ 休:なし
【コスタメサ】 連日満席!OCの超人気店「Anjin」
OCの焼肉店といえば同店を挙げる人は多く、いつも満席の人気店、Anjin。人気の「上カルビ」は、旨味たっぷりの赤身と上品な甘み&香りの脂身が口の中でほどける、悶絶モノの一品です。「ユッケ刺」(10.50ドル)や「牛タタキ」(10.95ドル)など刺身系も揃っており、焼肉満足度極めて高し!のお店です。
3033 Bristol St., Costa Mesa
☎ 714-979-6700
▶ 営業:毎日5:00pm-1:00am
▶ 休:なし
anjinrestaurant.com
【アーバイン】 和の新感覚「TOKYO TABLE」
ジャパニーズフュージョンレストランの同店では、特製ダレに漬け込んだハラミや寿司仕立てのショートリブなど、焼肉メニューも一捻り効いています。
色んな料理を皆でシェア!お得なハッピーアワーに注目
同店オリジナルのユニークなフュージョンメニューはなんと約140種類。皆で取り分ける”Fun to Share”スタイルが好評で、たくさん注文して色んな料理をつまむのが同店ならではの楽しみ方です。注目はハッピーアワー(毎日午後3~6時、午後10時~閉店)。ビールが3.5ドル、熱燗(スモール)が2.5ドルとお得なので、飲んで食べたいという人はぜひ利用してみて!
◎ TOKYO TABLE
アーバイン店
2710 Alton Pkwy. #101, Irvine
☎ 949-263-0000
▶ 営業:日~木11:30am-1:00am、金土11:30am-2:00am
▶ 休:なし
www.tokyotable.com
【トーランス】 肉本来の旨さ「バイ・ブラジル」
高品質の肉を、ブラジル産の岩塩のみで味付けしているから、肉本来の旨さが際立ちます。
20.95ドル~で食べ放題!ブラジル流焼肉「シュラスコ」
鉄串に刺した肉を炭火で焼き上げるブラジル流焼肉、シュラスコ。同店ではこれに各種ブラジル料理、デザートバフェが付いて20.95ドル(平日ランチ)、33.95ドル(土日&ディナー)で楽しめます!
【Check it】
赤身と脂身のバランスが絶妙の「Top Sirloin」。週末、ディナーでは「Ribeye」「New York Skirt」などの特別な焼肉も日替わりで登場します!
1615 Cabrillo Ave., Torrance
☎ 310-782-2828
▶ 営業:ランチ 火~金11:30am-2:30pm、ディナー 火~金5:00pm-8:30pm、土日 12:00pm-8:30pm
▶ 休:月
http://bybrazilbarbeque.com
【ガーデナ】 コスパ抜群「Moon BBQ」
焼肉17種にサイド5種付きの食べ放題が、なんと23.99ドル。本場の韓国焼肉でこれはお得です。
ロサンゼルスにて、本場の韓国焼肉食べ放題。おいしさの決め手は秘伝のタレ
食べ放題ながら肉の質はもちろん、作り置きなしの秘伝のタレやチリソースなど、こだわりもひとしおの店。新鮮野菜を使った手作りキムチも人気です。
【Check it】
21.99ドルの食べ放題メニューに、エビやタコなどの魚介類などがプラスされた、全29種の食べ放題コースも28.99ドルとリーズナブル。
16334 S. Western Ave., Gardena
☎ 310-327-3355
▶ 営業:月水~土5:00pm-12:00am、日4:00pm-11:00pm
▶ 休:なし
www.moonbbqgardena.com
【ガーデナ】 コクだれ「フォー・デイリー」
ちょっと変化球ではありますが、ベトナム風の焼肉もなかなか侮れません。コクのある濃い目のタレで焼かれた牛肉は、ご飯がガッツリ進む鉄板メニューです。
タレで焼いたベトナムのバーベキュー
ベトナム人オーナーが作る本格ベトナム料理のお店。麺料理のフォーで有名なベトナムですが、焼肉(バーベキュー)メニューも人気で、同店でもチキンやポーク、シーフードを使ったバーベキューをたくさん揃えています。店内は広く、大人数のパーティーも可能です。
15126 S. Western Ave., Gardena
☎ 310-630-4915
▶ 営業:毎日24 hours
▶ 休:火
🥩 肉のプロに聞く! おいしい肉の食べ方あれこれ
焼肉店で肉を焼く時、「どうやったらおいしく食べられるの?」と思ったこと、ありますよね?編集部が、お肉のプロ、焼肉店に突撃取材!目からウロコ、「へぇ」となる情報がたくさん。これをマスターして、あなたも「焼肉奉行」に!
質問 お肉の種類はいろいろありますよね。どういう順番で食べるのがいいですか?
明確に決まりがあるわけではないのですが、日本流だと、やはり牛タンで始めるのが定番ですね。その後は基本的には、脂味の強いものから始めて、だんだんとさっぱりしたお肉にしていく、というのが、最後までおいしく食べられる順番だと思いますね。例えば当店では、カルビ系など脂の多いお肉を最初に出し、続いてサガリ(ハラミに似た横隔膜の部分)、ササミ(わき腹の部分で脂肪が少なめ)、シンシン(内ももにあたる部分で、脂肪がとても少なく柔らかい)といった順をお勧めしています。
質問 肉の味を最大限に味わえる焼き方を、焼肉のプロにあれこれ聞いてみました!
Q. 焼き方全般で気を付けることは?
A.何より、「肉にはなるべく触らない!」が鉄則!触れば触るほど肉が荒れて、崩れていきます。ひっくり返しも頻繁にはしない方がいいでしょう。火加減も大切で、強火過ぎると外だけ焦げてしまうので、強過ぎないように。肉を置いた時に軽く「ジュッ」というぐらいがベスト。七輪の場合、同じ網でも位置によって火の強さは違うので、置いて確かめるしかありません。
Q. ひっくり返しのベストタイミングは?
A.肉の表面の色が変わってきて、肉汁が溢れてきた頃がひっくり返し時です。表面と裏面の焼き時間は「7:3 が目安。裏面はさっと焼くだけでOK。焼き過ぎると固くなってしまうので注意です。
Q. 一度にたくさん肉を置くのはあり?
A.これは好みもありますが、たくさん焼くと火加減の違いを見極めるのも大変です。お皿に取って置いた後も火は通っていきますから、食べ時を逃さないためには、一回に食べる分だけ置く方がおすすめですね。
Q. 家の焼肉を、おいしく食べるコツは?
A.しっかり塩で下味を付けることです。焼く前に塩を振ってください。量は、肉の重さの1~1.5%が目安です。これをやるだけで、焼いた時の味が全然違ってきますよ!
牛タンの焼き方
赤身肉シンシンの焼き方
🥩 牛肉のその部位、英語でなんて言う?
焼肉店のメニュー、日本語表記と英語表記のところがありますよね。特に英語だと、どこの部位なのかイメージできないことも多いのでは?そこで、日英の肉の名称の違いと、味の特徴を紹介。特に、焼肉店で見ることの多い牛肉の部位をピックアップしました。
① Chuck Tender(肩肉):脂肪の少ない赤身肉。さらに細かく呼び方が分かれていて、焼肉店ではミスジ、サンカク、とんび(とうがらし)などの希少な部位として提供されるものもあります。
② Chuck、Chuck Roll(肩ロース):背中の肉(ロース)のうち頭に近い部分。適度な霜降りが入り風味のいい部位です。
③ Prime Rib、Short Rib(リブロース):背中の肉のうち真ん中の部分で、最も厚い部位。霜降りが入りやすくきめが細かい。Ribeye ステーキとして食べられるのもこの部分です。
④ Sirloin(サーロイン):背中の肉のうち、リブロースよりお尻に近い部位。柔らかくきめ細かい肉質で、ステーキとしてお馴染みの高級部位です。
⑤ Tender Loin(ヒレ):最も肉質が柔らかくきめ細かく、脂肪も少ない最高級部位の1つです。ステーキ店などで見る「Filet Mignon」は、Tender Loin のうち特に上質な部分。
⑥ Brisket(肩バラ):ともバラと比べると脂肪は少なくやや堅い肉質。焼肉屋でカルビして提供される部位の1つです。
⑦ Flank、Short Plate (ともバラ):肩バラの後ろにあたる部分。赤みと脂肪が層になっていて、肩バラと同じくカルビとして提供されます。肩バラより脂肪は多め。
⑧ Tongue(タン):お馴染み牛の舌の部分。英語の「Tongue」が語源です。焼肉の定番なのはもちろんのこと、ブロックのままシチューなどに利用されることもあります。
⑨ Outside Skirt(ハラミ):焼肉としては定番の部位。横隔膜の部分で、内臓肉の1つです。カロリーが低くヘルシー。
⑩ Liver(レバー):英語の発音は「レヴァー」と「リヴァー」の中間ぐらい。肝臓の部分で、ビタミンや鉄分などの栄養が豊富です。
⑪ First Stomach(ミノ):英語名の通り、1つ目の胃。真っ白で噛みごたえが強い部位です。
⑫ Small Intestine(マルチョウ):小腸。ホルモンを注文するとこの部位が入っているのが一般的。濃厚な脂と甘みが特徴です。
⑬ Large Intestine(シマチョウ):大腸。マルチョウと同様ホルモンとして食べられています。厚みと歯ごたえがあり、マルチョウより低カロリーです。
🥩 焼肉こぼれ話
「カルビ」「ロース」ってどこのお肉?
焼肉の定番メニュー、「カルビ」と「ロース」。どこの肉か、はっきり分かりますか?
実は、はっきりした答えはありません。「カルビ」は韓国語の「アバラ」「バラ肉」、「ロース」は英語の「ロースト」が語源と言われていて、特定の部位を表すわけではないのです。上記の「牛肉のその部位、英語でなんて言う?」コーナーを見ても分かる通り、カルビという部位はなく、「肩バラ(Brisket)」や「ともバラ(Flank、Short Plate)」といった部位がカルビとして提供されることが一般的です。ただ、実際には各お店がそれぞれの定義で出していて、同じ「カルビ」でも肉質は微妙に異なります。
「ロース」も「肩ロース(Chuck、Chuck Roll)」や「リブロース(PrimeRib、Short Rib)」「サーロイン(Sirloin)」など範囲が広く、その中でどの部位を「ロース」として提供するのかは、お店によって違ってきます。
「上ロース」「特上カルビ」などになってくると、さらに異なった部位が提供されることになります。つまり、「カルビは脂のたっぷり乗った柔らかいお肉」、「ロースは脂肪が少なめでしっかりした赤身の肉」というイメージに合わせて、お店側が提供してくれているということ。お店ごとに「カルビ」や「ロース」の違いに注目するのも、焼肉の楽しみの一つではないでしょうか。
※このページは「2019年3月1日号ライトハウス・ロサンゼルス版」および「2017年6月16日号ライトハウス・ロサンゼルス版」掲載の焼肉情報を基に作成しています。最新の情報と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。