家から出られないって、思っていたよりストレスフル…。でも、こんなときだからこそ、便利なWEBサービスやアプリを賢く使って、在宅期間を明るく楽しく乗り切りたいもの。
まずは、おすすめのWEBサービス15選をご紹介!
オススメWEBサービス15選
1.Netflix Partyで遠隔の友人や恋人とリアルタイム映画鑑賞会。
自宅で過ごす時間も増える中、映画鑑賞に時間を使う人も多いはず。せっかくの映画を離れた友人や恋人と観たい! という需要を受けて大手動画配信サービスNetflixが新しくリリースを発表したのがNetflix Party。離れて住む友人や恋人、家族とリアルタイムで動画を一緒に観ながらチャット上で会話ができるという新機能です。ウェブブラウザーGoogle Chrome上のみで使える拡張機能で、ダウンロードすると映画やドラマを観ている最中に画面右側にチャット画面が表示され、リアルタイムに会話をしながら楽しむことができます。現在はPCのみでのサービス展開。
www.netflixparty.com
2.Google Arts and Cultureを使ってナショナルパークの疑似体験ツアーへ出発。
週末のお出かけや旅行の予定がなくなってしまった…そんな人にオススメなのがGoogleが提供するアメリカの国立公園の疑似体験ツアー。ツアーガイドの音声付きで、自宅のソファーに寝っ転がりながらでもまるでその場にいるかのような臨場感が!? アラスカのKenai FjordsやハワイのHawai’i Volcanoes、ユタのBryce Canyonなどをバーチャルで歩き回ってみましょう。Google Arts and Culture以外でも各国立公園はサイト上でバーチャルツアーを実施中。時間がある今のうちに、夏以降のお出かけプランを練っておくのも◎。
artsandculture.google.com/project/national-park-service
3.新しく学び始めるなら今。「Ivy League」8大学が無料のオンラインクラスを開講。
ハーバード大学を始めとしたIvy Leagueの8大学(Brown、 Columbia、Cornell、Dartmouth、Harvard、Penn、Princeton、Yale University)が450を超えるオンライン授業を提供中。コンピューターサイエンス、アカウンティングなどの専門的な科目からクラシックミュージック、歴史の授業まで、名門大学の授業が幅広いテーマから選択でき、しかもなんとタダで受講可能です。 これを期に新しく専門的な勉強を始めるのもオススメ。
www.classcentral.com/collection/ivy-league-moocs
4.オンライン図書館は、お金をかけず無料で楽しめるコンテンツがいっぱい。
ロサンゼルス公共図書館は、新型コロナウイルスの影響で現在閉館しているものの、オンラインでコンテンツの利用が可能。無料で映画が観られたり、音楽が聴けたりするほか、日本の雑誌や新聞が読むことができるのはアメリカ在住日本人にはうれしいサービスです。大人だけでなく、子どもや学生向けに読める電子書籍や教育関連の書籍もあるので、家族全員で楽しめます。
www.lapl.org
5.ジムも行けないし、運動不足の日々…でも大丈夫。オンラインのフィットネスクラスに参加しよう。
自宅にこもってベッドでゴロゴロ…そろそろ運動不足、と思ったらオンラインのフィットネスクラスに参加を。さまざまなオンラインクラスがある中、Orangetheory Fitnessでは自宅でできる30分のワークアウト動画を毎日ウェブサイトに無料掲載中です。また、毎日ライブストリームでヨガクラスを開催するSKY TING TVなどのサービスも(7日間の無料トライアル中)。自宅に居ながら、汗を流してスッキリしましょう!
www.orangetheory.com/en-us/athome
www.skyting.com
6.おうち時間を有意義に使いたいなら、オンラインで学べるクッキングブログで新しいレシピに挑戦。
日本であればクックパッドや食べログが人気ですが、アメリカでもフードブログが人気! TasteSpottingやFoodgawkerは、世界中のフードブロガーの写真やレシピを掲載するウェブサイト。掲載の審査が厳しいので、クオリティーの高いものばかりです。日本食の掲載は少ないものの、世界各国に住むフードブロガーのレシピが無料で見られるのがうれしい! この機会に、新しいレシピに挑戦を。
foodgawker.com
7.夏以降の旅行を楽しみたいなら、Duolingoで新たな言語の勉強を始めよう。
海外旅行に行きたいけれど…。それなら、今のうちに新しい言語を始めましょう。Duolingoは世界中で1億人以上が使う語学学習サービスで、約30カ国語の言語を無料で学べます。学習は、毎日数分間ゲーム感覚で続けるだけ! 回答の正解不正解、間違えた理由をその場で解説してもらえる上、Duolingo34時間の学習はなんと大学の言語コース1学期分に相当するんだとか!? 新しい言語を始めるのは、いつだって遅くない。
www.duolingo.com
8.クリエイティブなことで自分を高めたいなら、豪華講師から学べるMasterclassはいかが?
Masterclassは、幅広いジャンルをその道のプロから教わることができるオンライン学習サービス。写真、アート、ライティング、メイク、料理、映画などジャンルは多岐にわたり、講師にはなんとマーティン・スコセッシ氏やセリーナ・ウィリアムズ氏も!? 1コースは約10分×20回なので毎日続けやすく、コース数は全部で80以上。1コース受講は90ドル、年間パスなら180ドルで全コース見放題。今なら、年間パス購入でもう一人無料受講可能の実質50%OFFキャンペーン中。
www.masterclass.com
9.Instagram人気イラストレーターの無料アートクラスも開講中。
『The New York Times』でベストセラーとなった『Wildwood』など、児童書のイラストレーターとして活躍するCarson Ellisさんをはじめ、InstagramやYouTubeでは人気のイラストレーターが無料のアートクラスを開講中です。Carson Ellisさんは自身のウェブサイトやInstagramで自宅でできる#Quarantine Art Clubを実施中。その他、イラストレーターWendy MacNaughtonさんのInstagram LIVE クラスや、 Jarrett Lernerさんのコミック穴埋めワークシートなどもおすすめです。
www.carsonellis.com/blog
jarrettlerner.com/activities
10.毎日子どもの面倒を見るのが大変…。そんなママやパパには子ども向けオンライン講座ABC Mouse。
毎日小さい子どもの育児に励むママやパパ向けにオススメなのが、子ども向けのオンライン知育講座ABC Mouse。対象年齢は2~8歳の子どもで、数の数え方やアルファベットの読み書きがゲーム感覚でできる優れものです。あんなに騒いでいた子が静かに集中してる!? 子どもが一人でも感覚で進められる仕組みになっているので、夢中になっている間に、家事や仕事を済ませちゃいましょう。1カ月無料体験、年間60ドル。
www.abcmouse.com/abt/homepage
11.マンネリ化しがちな毎日の献立には、ミールキットの宅配サービスを。
健康に食卓を囲めるのはありがたいことですが、毎日家族全員分のご飯、献立を考えるのも一苦労! そんな時はミールキットが役に立つかも。ミールキットはレシピと食材がセットになり、レシピと一緒に新鮮な野菜やお肉などが必要な分量だけ送られてくるサービス。献立に迷う必要も、無駄な残り物も出ずに済むのが便利。下記サイトではFreshlyやHome Chefなど各社が提供するミールキットサービスを比較しているので要チェック。
www.top10bestmealdelivery.com
12.わざわざワイナリーに行かずとも、パジャマのままでワインテイスティング。
極力外には出たくないけれど本格ワインを楽しみたいという人は、Tasting Roomのお試しを。申し込むと6つのお試しミニボトルが送られてきて、その好みに応じてワインプロフィールを作成すると、自分の好みに近いワインボトルを好きな本数自宅まで届けてくれます。好みに合わない場合は交換も可能です。Tasting Roomは全米で最も急成長しているワインクラブの一つで、今の時期ならテイスティングキット通常約40ドルのところ、9.95ドルとお得価格。ワイナリーに行かずとも、パジャマのままでテイスティングができるなんて…控えめに言っても最高!
www.tastingroom.com
13.ビジネス向けチャットツールのSlackは、実は家庭内でも役に立つ。
ビジネス向けチャットツールのSlackは、パソコンでもスマホでも閲覧環境を選ばず、過去のやりとりの検索も簡単に行えます。ビジネス効率化のため、メールに代えて社内連絡ツールとして利用する企業も増えていますが、実は家庭でも使えそう!? 話題によってチャンネルを分けたり、Google CalendarやDropboxなど外部のアプリケーションとの連携も可能。ゴミ出しのリマインドや買い物の連絡などもスムーズに行えるので、夫婦間の「言った、言わない」論争防止にも(笑)。
slack.com
14.Home FestやLive from Homeで自宅から好きなアーティストのライブに参加しよう。
『The Late Late Show with James Corden』(CBS)では、自宅待機要請を受けて人気アーティストの自宅と中継してライブを行う#HomeFest企画を実施中。Billie EilishやJohn Legend、韓国グループBTSなどが既に参加しています。Live Nationでは自宅からYouTubeやInstagramを使って好きなアーティストのライブに気軽に参加できる”Live from Home”も開催中!
www.cbs.com/shows/late-late-show
www.livenation.com/livefromhome
15.Zoomを使って、みんなでわいわいリモート飲み会。
ずっと家にいて、飲み会にもしばらく行けない…。それなら、部屋着でわいわい「リモート飲み会」はいかが? パソコンやスマートフォンなどどんな端末からでも複数人(最大100人まで)同時に接続できるWEBビデオ、Zoomで仲間や同僚とつないで “Cheers!”。車の運転も必要なく、時間も気にせず部屋着でベッドやソファーに寝っ転がって好きなものを食べておしゃべり。あれ、案外ハマっちゃうかも? Zoom以外も、Google Hangoutもリモート飲み会のツールとして便利です(Googleアカウントの取得が必要)。
zoom.us
オススメアプリサービス18選
1. Rakuten Ebates
通販サイトとして日本での知名度も高い楽天がアメリカ国内で展開しているこのキャッシュバックサービスは、ネットで買い物する機会が増える今こそ使い時。同サイトを経由して普段のAmazonやTargetのお買い物をするだけで最大40%のキャッシュバックもらえます。掲載サイトは、日用品はもちろん、ファッションやコスメ、スポーツ用品など2500以上。受け取りは小切手送付かPayPalアカウントへの送金となります。
2. iBotta
アメリカで人気のキャッシュバックアプリ。スーパーで買った日用品や食料品のレシートを撮影してアプリ上にこまめにアップするだけで、キャッシュバック対象になります。Walmart、Safeway、Whole Foods Market、CVSなど多くの主要スーパーや薬局が対象。20ドル以上貯まるとPayPalアカウントかVenmoの口座に移行できる他、Amazonなどのギフトカードに還元することもできます。
3. Groupon
通販サイトとして日本での知名度も高い楽天がアメリカ国内で展開しているこのキャッシュバックサービスは、ネットで買い物する機会が増える今こそ使い時。同サイトを経由して普段のAmazonやTargetのお買い物をするだけで最大40%のキャッシュバックもらえます。掲載サイトは、日用品はもちろん、ファッションやコスメ、スポーツ用品など2500以上。受け取りは小切手送付かPayPalアカウントへの送金となります。
4. The Krazy Coupon Lady
専業主婦ママ2人のアイデアから生まれたこのサービス。シャンプーや歯磨き粉、洗剤をはじめとした日用品が割引(時期によってはクーポン使用で無料配布も!)になるほか、パソコンやゲーム機など、さまざまな商品のお得情報を掲載しています。Costco、CVS、Whole Foods Marketなど店名で絞り込んでお得ディールを探すこともできるので、 買い物前にチェックすると思わぬ割引があるかも。
5. Transferwise
この時期、日本の口座から急遽お金が必要になった場合は、世界100万人以上が利用するオンライン海外送金サービス、Transferwiseが使えます。大手銀行で送金を行うと高額な手数料や為替によって余計にお金がかかってしまうところ、Transferwiseを使えば手続き手数料を抑えられる上、為替手数料もゼロに。日本とアメリカ間だけでなく、他国間での送金も可能です。
6. Venmo
アメリカで広く普及しているVenmoは、個人間でお金の送金ができる無料のアプリサービス。まだ使っていないという人も、「在宅中のお金のやりとりはなるべくキャッシュレスにしたい」「まだ友人に返せていないお金がある」などの場合は、ぜひこれを機会に利用してみては? 外出禁止令が解かれた後も、食事での割り勘から家賃の支払いにまで使えてしまう、とっても便利なアプリです。
7. ClassPass
一つのスタジオに入会することなく、別々のスタジオで行われるヨガやピラティス、カーディオバーなどにちょっとずつ通えるフィットネスサービス、ClassPass。同サービスのアプリ上では今、自宅で使えるさまざまなフィットネス動画を公開しているほか、加盟スタジオの中には、オンラインクラスを行っているところも多数! 現在、最初の1カ月が無料、その後は29ドル/月〜利用可能です。
8. Peloton
ニューヨークとロンドンのスタジオから配信されるバーチャルフィットネスクラスに参加できるアプリ。Peltonといえば、インドアサイクリングが有名ですが、それ以外にもトレッドミルランニング、ヨガや瞑想など数多くのクラスを提供しています。月額メンバーシップは12.99ドルで、今なら通常30日間の無料トライアルが90日間に延長キャンペーン中。かなりハードなトレーニングが多いので、覚悟が必要!
9. Postmates
Food Deliveryサービスといえば、DoorDash、GrabHubなどの有名どころと合わせてよく使われるPostmates。アプリ上で商品や料理を注文すると、ほどなくして自宅まで届けてくれます。同アプリは新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、配達員と接触することなく商品を受け取れる制度を3月初旬から導入。ロサンゼルスでは無人AIロボットが家まで配達してくれる地域も!
10. AllSet
レストランで好きな時間にテイクアウトできるように、事前に時間指定オーダーができるサービス。アプリ上で注文しておくと、お店に到着する頃には出来上がっているという仕組みです。同アプリの使用手数料は店舗側負担のため、利用者はお店で頼むのと同じ価格で注文できるのもうれしい。ロサンゼルス、シアトルを含む米国9つの都市で展開しており、700以上のレストランが対象です。
11. InstaCart
2012年にサンフランシスコで開始された食料品のデリバリーサービス。ユーザーがアプリ上で商品を購入するとショッパーが代わりに買い物に行き、最短1時間で配達してくれるというサービスで、今ではアメリカの大多数の都市部で展開中。新型コロナウイルスで待機中の今便利な、配達員と接触しない”Leave at My Door Delivery”も選べ、配達量に応じた手数料がかかります。
12. Amazon Fresh
大手通販サイトAmazonが提供するプライム会員向けサービスで、肉や魚、野菜などの食材や日用品を同アプリやウェブサイト上で注文すると、朝8時〜深夜0時までの好きな時間に自宅で受け取ることができます。随時、お得なクーポンなどを配布しているほか、住んでいる地域によって35〜50ドル以上の購入で送料無料となるので、上手に利用しましょう。
13. Grammerly
Grammarlyは、無料で英語のスペルミスや文法ミスをAIが指摘してくれる文法校正サービス。スマートフォンアプリをダウンロードしてキーボードと同期すると、テキストを打つ際にチェックを入れてくれる優れものです。有料サービスもあるものの、無料版でも十分使えます。テキストメッセージを使う頻度も上がっている今こそ、同アプリを使ってみる価値あり!
14. ELSA
世界最大のスタートアップコンテストで優勝した言語学者・AI専門家によって開発された英語の発音矯正アプリ、ELSA。スマートフォンのマイクに向かって発生した自分の声をAIが自動認識し、正しい発音に直してくれるという驚きのサービスです。自宅にいる時間が長い今こそ、誰にも聞かれずにこっそり英語の発音に磨きをかける絶好のチャンスでは? 無料版と有料版があります。
15. Shazam
在宅中、音楽を聴いたりテレビを観たりする時間も増えているのでは? そんな時に便利なのが、Shazamなどの音楽認識アプリ。映画やラジオなどで曲が流れている時、アプリを立ち上げて「周囲の音楽を認識する」ボタンを押すと、アーティスト名や曲名を割り出してくれます。また、見つけた楽曲は、SpotifyやYouTube Musicなどの音楽ストリーミングサービスにつないでダウンロードもできます。
16. Vivino
ワインのラベルを撮影するだけで、そのワインのレビューや価格などを瞬時にチェックできるアプリ、Vivino。アプリ上でワインの購入も可能です。使い続けていくと、自分が今までにスキャンしたデータを分析し、好みに合いそうな、あるいは合わなさそうなワインを分別してくれたり、ワインの種類によってそれに合う食事の提案もしてくれるので、ワイン好きはこれを機に、使い始めてみては?
17. WHO Info
人間の健康を基本的人権と捉え、その達成を目的に設立された国際連盟の専門機関、世界保健機関(WHO: World Health Organization)の公式アプリ。3月30日からはCOVID-19に関する特設ページをリリースしており、ウイルスに関する最新情報の他、医療現場の状況や世界各国の様子なども知ることができます。また、WHOからのメッセージや動画もアプリ上で確認できます。
18. CDC
感染症対策の総合研究所であるアメリカ疫病管理予防センター、Centers for Disease Control and Prevention(CDC)の公式アプリでは、新型コロナウイルスに関する最新かつ正しい情報を配信中。正しい予防の仕方などの基本情報や毎日配信される記者会見の様子を確認できるほか、感染が不安な際は質問回答形式でアドバイスがもらえるオンラインチャットボット”Coronavirus Self-Checker”が使えます。
※このページは「2020年4月16日号 ライトハウス・ロサンゼルス版」掲載の情報を基に作成しています。最新の情報と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。