ウォーキングで筋肉のコリ解消
週にどのくらい歩きますかと聞かれて、あなたは答えられますか?
すぐに答えられる人は、普段から身体を動かし、運動することを心がけている人でしょう。運動は身体を病から守るのにとても大切です。特に車社会のロサンゼルスでは、意識的に機会を作らないと歩くこともほとんどありません。
実際、リサーチでも証明されているように、やせている人でも運動をしていない人は、運動をしている肥満の人よりも、いろいろな病気での死亡率が2倍にもなっているのです。「運動する時間がなくて」と思い続けている人は、まず、歩くことを心がけてみましょう。
さて、この歩行(ウォーキング)は、最も簡単にできる有酸素運動で、関節などの身体への負担が少ないため、運動が苦手な人でも簡単に始められるのです。歩くことによって、全身の血行が良くなり、筋肉を無理なく動かすことで老廃物が排出されて、筋肉のコリが自然にほぐれてきます。筋肉の衰えによって起こる腰痛は、ウォーキングをすることによって、痛みが和らぐのです。
心拍数を計って効果的な運動を
家にこもらず、週に4回ほど20分から30分間歩いてみましょう。歩き方ですが、目安として、いつもよりも少し早めの速度で。そして足は地面を這うのではなく、ふくらはぎから膝の高さくらいまで上げるようにします。足を下ろす時はかかとから下ろし、つま先が地面に着いたら、指で地面をつかむような感じで歩きます。
運動中、自分に最も効果の良い有酸素運動を心拍数で表し、そのペースを保つようにするのも大切です。自分に合った1分間の心拍数の簡単な計算方法は、次の通りです。
・180-(自分の年齢)-10(運動をしない人)
・180-(自分の年齢)-5(週に3回くらい運動をする人)
時間が取れないなどの理由で運動ができない人は、テレビの前で足踏みを同じ要領でしましょう。規則正しく運動を続けることにより、体脂肪の燃焼、筋肉・関節・内臓などが強化されます。健康な身体を作り、病気の予防を心がけましょう。
ロバート・ジョーD.C.
UCLA卒。スポーツカイロプラクティック認定士。