ロサンゼルスの各都市

豊かな自然が残る、家族向けのベッドタウン サウザンドオークスの歴史は1542年、スペイン人の探検家、ホワン・ロドリゲス・カブリロが同地を発見、スペイン領と宣言したことから始まる。その後、19世紀初頭から開拓者たちが移り住み、サンフランシスコとロサンゼルスを行き来する人々の宿場街として発展していった。 　 1927年には、ルイス・ゴーベルがライオン牧場を設立。 … »ロサンゼルスの各都市「サウザンドオークス / Thousand Oaks」の続きを読む

巨大ショッピングモール擁す、オレンジ郡の商工業の拠点 Mission San Juan Capistranoの所有する牧畜地だったコスタメサに、動物の群れの世話をする牧人のための中継村ができたのは19世紀の初め。1880年頃までには、当時の地主のJose Antonio Yorbaの子孫たちから、定住者らが次々と牧場の一部の土地を買い取り、Fairviewと … »ロサンゼルスの各都市「コスタメサ / Costa Mesa」の続きを読む

美術館や名門学校が多い、文化の薫り漂う温暖な地 パサデナの街作りはインディアナ州の人々が温暖な気候に惹かれ、集団移住を目指したことから始まる。The San Gabriel Orange Grove Associationという団体を組織し、1875年に正式にパサデナと命名した。ちなみに、パサデナとはチペアインディアンの言葉で「Valley」「Key of … »ロサンゼルスの各都市「パサデナ / Pasadena」の続きを読む

治安良く教育水準高い、風光明媚な高級住宅地 1900年代初頭のパロスバーデス半島は牧畜や農業用地として栄えていた。この時期半島南側では、多くの日系移民が農業を営んでいた。 　 1913年にニューヨークの銀行家のFrank A. Vanderlip氏が牧畜業者から土地を買い上げ、「アメリカ一お洒落な住宅地」を目指し開発を開始した。53年7月にフランクの息子が開 … »ロサンゼルスの各都市「ランチョ・パロスバーデス / Rancho Palos Verdes」の続きを読む

計画に基づいた開発都市。地域全体で治安・教育に力注ぐ 1800年代前半までスペイン領だった土地は、1800年代中頃に土地所有権を巡る訴訟や、大干ばつによる資金難により、James Irvineら牧羊業者に割譲、売却された。1878年にジェームス・アーバインは、他の牧羊業者の土地を買い集め、11万エーカーもの土地を得た。 　 ジェームスの没後、1893年に息子 … »ロサンゼルスの各都市「アーバイン / Irvine」の続きを読む

酪農には適さなかったが、LAの都市化によって発展 ミッションビエホの歴史は、スペイン人が入植し、同地をスペイン領と宣言した1769年に遡る。７年後には、ミッション・サンホワン・カピストラノが設立されている。 　 1821年にメキシコがスペインから独立した後、ミッションビエホは周辺のエル・トラブコ、ロス・ポトレロスと共に、イギリス人ビジネスマン、ジョン・フォー … »ロサンゼルスの各都市「ミッションビエホ / Mission Viejo」の続きを読む

日系ビジネスが集中商・工・住のバランスとれた街 1912年にDominguez Estate CompanyからJared Sidney Torrance氏が2791エーカーの土地を購入して、トーランス市が設立されたが、元はRancho San Pedroと呼ばれたスペイン人の土地の一部に過ぎなかった。当初は工業都市として計画され、わずか500人が住むのみの … »ロサンゼルスの各都市「トーランス / Torrance」の続きを読む

街全体が娯楽の宝庫。若者が多く住むお洒落な都市 数多くの映画にも登場する、世界的に有名なビーチシティー。ヤングエグゼクティブやプロフェッショナルが多く住み、市内はアパートが４対１の割合で一戸建ての数を上回っている。 　 市内はモンタナ・アベニューを境に南北に大別される。北側には、アッパーミドルクラスの一戸建てが目立ち、秩序良く区画された美しい並木通りが走る。 … »ロサンゼルスの各都市「サンタモニカ / Santa Monica」の続きを読む

人口400万人の巨大都市。犯罪発生率は近年低下傾向 ロサンゼルス市の起源は1781年とされている。44人の植民者がメキシコからこの地に移住し、現在のオルベラ街近くに村落を構えた。1821年にメキシコに併合された後、スペインからの独立戦争でメキシコが勝利した恩賜として、ロサンゼルスはメキシコ出身の名士たちに提供された。19世紀半ばには西部を目指してやって来た開 … »ロサンゼルスの各都市「ロサンゼルス / Los Angeles」の続きを読む

日系人の心の故郷。中流階級のベッドタウン 1880年代のガーデナは、Domingues、Amestoy、Ducazau、Rosecransなどのスペイン人大地主の大邸宅の外れにある小さな家々の集まりだった。Spencer R. Thorpe氏が、現在の161st St.とFigueroa St.の交差する辺りのガーデナバレーに移住したことから、街としての発展 … »ロサンゼルスの各都市「ガーデナ / Gardena」の続きを読む