アメリカで新学年が始まるのは9月ですが、日本では4月。ロサンゼルスで日本語補習校に通う我が子も、この春、小学部を卒業し、4月から新学年。桜咲き誇る日本でも、たくさんの新入生、新学年生たちが新しい生活を始めているでしょう。
この「学年度=学校生活の1年間」は、英語では”academic year”、または”school year”と呼びます。
それぞれの国の新学年の始まりに合わせて年度が始まると考えますから、アメリカならば一般的に9月からを、日本ならば4月からの1年間を、”school year/academic year”と呼ぶわけです。
ということで、今回は”year”(年)が付く英単語や英語表現をご紹介します。
上記のほか“~ year”と呼ばれる「年」:
■ leap year (閏年) 4年に1度、2月が29日まである年。今年でしたね~
■ presidential year (大統領選挙の年) これも4年に1度、今年!
■ fiscal year (会計年度)イギリスでは “financial year”
■ calendar year (一般的な1年)1月1日から12月31日
■ dog year (情報社会の変化の速さの例え) 犬の寿命を人間の寿命に例えると、犬は7倍の速さで生きることから
どんな年でも、wonderful year にしたいですね。
(2012年4月1日号掲載)
キャズ・カワゾエ
作家。医科系 A級技術通訳。LA留学中の80年代に歌手・作詞家として世界デビュー。その後はTV タレント、音楽ジャーナリスト、ラジオ DJ、コラムニストとして活躍。アメリカ文化・ 語学関連の著書多数。現在は2児の母ながら、執筆/通訳業の他に、アジア系タレントを扱う KAZ Talent Services 代表も務める。USC 文理芸術部卒。http://kazkawazoe.com