ダウンタウン最新&注目トピックス5
リトルイタリー、イーストビレッジ、ガスランプクオーター、シーポートビレッジ界隈の最新ニュースや直近のイベントなど、気になる情報を集めました!
①まるでヨーロッパの街角。くつろげる大広場が登場。
昨春に完成したリトルイタリーの大広場、Piazza della Famiglia。1万スクエアフィートもの広い石畳の路面にはテーブルと椅子が並んでいて、ちょっと休憩したり、買ってきた飲み物や食べ物を楽しんだりできます。噴水もあって、金・土曜の夜や日曜の昼にはライブ演奏があって、雰囲気はさながらヨーロッパ。この広場の横にはこれまた昨年オープンした真新しいフードコート、Little Italy Food Hallがあり、中にはピザやタコス、サンドイッチなどの店が7軒入っています。なお、毎週水曜の朝9時~午後1時にはWednesday Farmer’s Marketが開催。規模はさほど大きくありませんが、ここでしか見かけないような出店もあるのでぜひ覗いてみて。
550 W. Date St. Suite B, San Diego
▶ 営業:日~木11:00am-10:00pm、金土 11:00am-11:00pm
littleitalyfoodhall.com
②手ぶらでピクニック気分。新しい青空マーケット。
この数年、サンディエゴにはファーマーズマーケットやクラフトマーケットなどなど、青空の下の屋外マーケットが続々登場。Broadway Pierと通りを挟んだ向かいにあるLane Field Parkで毎週日曜に行われているマーケットもそのひとつ。このユニークな点は芝生のエリアにパラソルとラグがたくさん用意されていて、自由にゴロゴロ、ダラダラできること。おかげで何にも準備していかずしてピクニックを楽しめちゃいます。
③子どもの誕生日にいかが?消防博物館でパーティー
昔の消防車など消防にまつわるさまざまな貴重な展示を見られるFirehouseMuseum。子どもが喜ぶ博物館としておすすめですが、実はレンタルスペースとして使えること、ご存知でしたか? キッチンやAV 機器、テーブルや椅子も込み。子どもの誕生日パーティー会場のアイデアに、いかがでしょう?
1572 Columbia St., San Diego
▶ 営業:木金10:00am-2:00pm、土日10:00am-4:00pm
▶ 料金:入館料大人$3、65歳以上$2、12歳以下無料
※スペースレンタルは要問い合わせ
www.sandiegofirehousemuseum.com
④星空の下でニューシネマパラダイス。
春から夏にかけてリトルイタリーのAmici Parkで開催されている野外映画上映シリーズ、Filmsal Frescoの今年の上映作品が発表されました。第1回は3月22日(金)の夜で、上映映画は名作『Cinema Paradiso(ニュー・シネマ・パラダイス)』(1988)。家でオンラインではなく、最新テクノロジーを採用した映画館でなく、野外でこぢんまりと古い映画を観るのはなかなかノスタルジック。10月まで毎回異なる映画が上映されるので詳細は右記のウェブサイトでチェック。チケットもオンラインで購入できます。
⑤科学好き、集まれ!ペトコパークでサイエンスを遊ぼう。
子どもたちが最新のサイエンステクノロジーに遊びながら触れられるSan Diego Festival of Science andEngineeringが9日間にわたり開催されます。目玉は初日にペトコパークで行われるExpo Day。130近い地元企業&団体が参加し、STEM(Science、Technology、Engineering and Math)のさまざまな体験ができます。入場は無料。ぜひ家族で出掛けてみては?
会場: Petco Park(100 Park Blvd., San Diego)
日時:3/2(土)10:00am-5:00pm
料金:入場無料
lovestemsd.org
ここのコーヒーを飲まなきゃサンディエガンじゃない!?
コーヒー農家から豆をフェアトレードで買い付けて焙煎する「Farmto Cup」の哲学をサンディエゴでいち早く打ち出したBird Rock Cof feeRoastersは、サンディエゴでは知らない人はいない存在。Forbes.comで2018 年全米トップ12のコーヒーロースターに選ばれた他、世界のコーヒーを評論するCof fee Reviewは同ロースターの「Panama Ninety Plus PerciLot 50」を97点と高評価。どの店舗も居心地が抜群で、リトルイタリー店は、窓ガラスがガレージドアのように全開になるオープンエア。飛行機が真上を飛ぶ景色も見もの。ペイストリー各種もあります。
2295 Kettner Blvd., San Diego
☎ 858-551-1707
▶ 営業:月~木6:00am-6:00pm、金6:00am-7:00pm、土7:00am-7:00pm、日7:00am-6:00pm
▶ 休:なし
※その他、ラホヤ、パシフィックビーチ、トーレーパインズ、モレーナに店舗あり
www.birdrockcoffee.com
セルフィーもSNS投稿も大歓迎大ヒット映画『トップガン』のロケ地
トム・クルーズ主演『トップガン』(1986年)でバーとして登場し、ファンの間では聖地とも言われるバーベキューレストラン。映画の中でトム演じるマーベリックの相棒、グースが弾いたピアノは今も健在で、弾いたり座って写真を撮ったりしてOK。店内の至る所に貼られた、撮影時の一幕などのお宝写真も見もの。日本から来たゲストを連れていく店としてもおすすめです。
600 W. Harbor Dr., San Diego
☎ 619-231-9680
▶ 営業:毎日11:00am-1:00am
▶ 休:なし
kcbbq.net
ちょっぴりディープなバルボアパーク散策
ダウンタウンを特集するなら外せないのはバルボアパーク。でも、在住者なら知らない人はいない公園、今さら何を紹介すればいいんだろう?悩んでいたら、同園の広報、マイケルさんが案内してくれることになりました。というわけで、通好みのバルボアパーク散策ガイド、スタートです。
お得情報
◉サンディエゴ・カウンティー在住者は毎月第1~4火曜に特定の美術館・博物館に無料で入館できます。
◉16の施設で使える共通パス、ExplorerPass(1週間有効大人$59など)もあります。購入はWeb: explorer.balboapark.org もしくは園内のVisitor Centerで。
1549 El Prado, San Diego
▶ 営業:毎日9:30am-4:30pm
※各施設により営業時間&料金は異なる。公園自体は24時間オープン。
balboapark.org
右:バルボアパーク 広報ディレクター マイケル・ワーバートンさん
左:ライトハウス サンディエゴ編集長 吉田
A. 癒しスポット Moreton Bay Fig Tree
パナマ・カリフォルニア博覧会の年に植えられた小さなイチジクの木が、今は園内最大級の樹木に成長。木の根を守るためにフェンスが建てられて久しいですが、今年中に根元にウッドデッキが作られる予定で、木の根を踏むことなく近くまで行けるようになります。降り注ぐ日光と、木が作る木陰がとても気持ちの良い空間で、バルボアパークの中でもとりわけ癒されるスポットです。
B. 穴場ガーデン Sculpture Garden
The California Towerをこんな角度から見られる隠れたスポットがここ。芝生の上に彫刻が置いてある庭園ですが、バー&グリルレストラン、Panama66を通り抜けないと行けないので意外と知られていません。ちなみに、Panama 66では毎週水曜の午後6~8時にYoung Lions Seriesと呼ばれる学生ジャズミュージシャンによるライブ演奏があります。ジャズバーみたいな楽しみ方もあり、です。
レストランを使わない場合は左側を通り抜けて。→
C. プチトリビア Casa del Prado
同ビルの1階には、こんな彫刻が並んでいます。何かと言えば、Museum of Manの建物の上の方にある彫刻の実物大の複製。博覧会のために簡易的に作られた建物の裏側はどんなだったかも展示されていて面白いです。
D. 無料コンサート Spreckels Organ Pavilion
毎週日曜の午後2時から無料のパイプオルガンのコンサートを実施。サンディエゴには全米でも珍しい、サンディエゴ市に所属するパイプオルガン奏者がいるのだそう。パイプオルガン独特の音色は何度聴いてもうっとり。
E. 隠れ休憩スポット Spanish Village Art Center
アートギャラリーが並ぶエリアで、絵画、写真、クレイアート、ガラス工芸など、さまざまなジャンルの200人近いアーティストが所属し、自身の作品を展示、販売しています。タイミングが合えば制作のパフォーマンスをライブで見ることもできます。この奥にDaniel’s Coffeeというコーヒースタンドがあり、ここでコーヒーを買ってその辺のテーブルでくつろぐのが通。
F. 最新ニュース Comic-Con Museum
かねてから話題を集めているComic-Con Museum。オープン日は未定ですが、既に不定期でイベントを開催するなど動き出しています。一体どんな博物館になるのか楽しみ。イベント情報など最新情報はFacebookの「Comic-Con Museum」ページで発信しています(Comic-Con Internationalとは違うページですのでお間違いなく)。
日本の伝統文化を伝えるイベント、教室、展示会、サマーキャンプを実施
サンディエゴ市と横浜市が姉妹都市であることにちなんで、1991年に開園した日本友好庭園。2015年に増築された数寄屋造りの稲盛パビリオンを擁する美しい日本庭園は、散策を楽しめるだけでなく、桜祭りや夏祭り、七五三や成人式といった日本の年中行事の舞台でもあり、日本文化をサンディエゴで暮らすさまざまな人に伝えています。さらに、日本の美術、芸術の特別展示や、茶道レッスン、和食の食育ワークショップなどもあるほか、毎年夏には子どもたちが日本の文化に触れられるサマーキャンプも実施。この美しい庭園を結婚式などイベントのスペースとして借りることもできます。2月からは不定期でジャズコンサートの会場としても使われます。
注目ニュース☆ 今年の桜祭りは1週間!3月18日(月)~
毎年恒例の桜祭り、今年は3月19日(月)~24日(日)までと期間が延び、夜桜のライトアップも楽します! 例年のような出店が並び賑わうのは22日(金)~24日(日)とのこと。まだ植樹したてだった頃から徐々に大きくなってきている桜の成長まで実感できるのはここならでは。「今年の桜」をぜひ堪能しましょう。
2215 Pan America Rd. E., San Diego
☎ 619-786-2289
▶ 営業:毎日10:00am-6:00pm(サマータイム期間は7:00pmまで)
※特別展示は10:45am-4:45pm
※いずれも閉園1時間前が最終入場
▶ 休:なし
※入園料は大人$12、6歳以下無料。教室は不要。また各イベントで異なります。
niwa.org
サンディエゴオペラを直撃取材!ビギナーのためのオペラ101
San Diego Civic TheatreやBalboa Theatreで公演を行っているサンディエゴオペラ。初心者の素朴な疑問と不安に答えていただきました。
左:サンディエゴオペラPR エドワード・ウィレンスキーさん 右:ライトハウスサンディエゴ編集長 吉田
Q1. 知識がなくてもオペラを楽しめますか?
A1. オペラを楽しむのに知識は全く必要ありません!オペラは演劇、歌、音楽、舞台装飾と、さまざまな芸術がひとつにまとまった総合芸術。ひとつひとつがとてもプロフェッショナルに作り込まれているので、ただリラックスして感じているだけで十分に楽しめます。目を閉じて演奏に聴き入る人もいれば、舞台の後ろの装飾に目を留める人もいる。それぞれの鑑賞の仕方でいいんです。
サンディエゴオペラのウェブサイトで演目のあらすじを紹介しているので、興味がある人は事前に読んでおくのもいいですね。チケットをお持ちなら、公演開始1時間前の無料レクチャーに参加することもできます。ちなみに、今年のサンディエゴオペラの公演、『Rigoletto』と『Carmen』はどちらもオペラの傑作。聞いたことがある音楽が多いので、初めて観るオペラとしておすすめですよ。
Q2. ドレスコードはありますか?
A2. ありません。実際にはドレスアップして来る方も多いのですが、非日常をあえて楽しんでいるんですよ。オペラを言い訳に服を新調したりできますしね。もちろん、ジーンズにTシャツの人もいますし、ハロウィーンの時にコスチュームで来た人もいます。とにかく本人が心地良く、楽しんでいることが一番です。
Q3. サンディエゴオペラの魅力は?
A3. サンディエゴオペラは世界中を回るオペラ公演のサンディエゴ版ではなく、サンディエゴのお客さんのために演目を決め、その演目のために世界中から出演者を集めて作り込んでいくもの。『Rigoletto』や『Carmen』など演目としては定番でも、ここだけでしか観られないパフォーマンスなんです。ぜひ多くの皆さんに体験していただきたいです。
ペトコパークの魅力再発見!ボールパークツアーに参加してきました
サンディエゴパドレスの本拠地であり、ダウンタウンのランドマークでもあるペトコパーク。一般向けに実施されている球場ツアーに行ってきました。
球場ツアーは年間を通して行われており、歴史的ランドマークでもある古い建物、Western Metal Supply Buildingの中にある観客席やバーなどの一般エリアをはじめ、プレス用やVIPエリアなど、普段はなかなか見られない裏側まで案内してくれます。一番地面に近い観客席はどこかなど、試合観戦をより楽しむためのマメ知識も満載で、充実の内容でした。
一番の収穫は、チケットを持っていれば限られたごく一部のスポットを除いて、かなり自由に球場内を行き来して良いと知ったこと。試合観戦はもちろんですが、飲んだり、食べたり、仲間と交流したり、球場でできる体験をまるごと楽しめるのがBallparkなのですね。
今シーズンは3月28日(木)からスタート。せっかくサンディエゴにいるのだから、ぜひ毎シーズン一度はペトコパークに来たいもの。野球に詳しくなくても楽しめますし、より深く楽しむために事前にボールパークツアーに参加してみることもおすすめです!
100 Park Blvd., San Diego
※ボールパークツアーは、試合が行われる日も、行われない日も基本毎日、数回にわたり開催。イベント時や祝日は休み。料金やツアースケジュールは時期によって異なるので詳しくはウェブサイトで確認を。
mlb.com/padres/ballpark
悩みの種、駐車場の問題はこれで解決!
ダウンタウンは駐車が大変、と思いきや、時代は進化しています!
ぜひ活用したい便利な新サービスをご紹介します。
解決法1 格安パーキング検索&予約アプリ
路駐スポットを探してさまようのは嫌だという人におすすめなのが、Best Parkingというアプリ。行きたいエリアにあるパブリックパーキングを地図上で検索できる優れものです。パーキングによってはそのままオンラインで予約&支払いが可能。ウェブサイト:bestparking.comでも同サービスを利用できます。
解決法2 ダウンタウン無料シャトル
2年前からダウンタウンで導入された、FREDと呼ばれる電動自動車のフリーライド。ダウンタウン一帯の対象エリア内ならどこから乗っても、どこで降りてもOKで、無料というから画期的。Uberのようにアプリを通して使います。一度停めた自分の車をちょこまか動かしたくないというときに便利。
解決法3 電動スクーターにチャレンジ!
混雑している中心地を避けて遠くに車を停め、電動スクーターで移動するのも手。BirdやLimeなど、複数の会社がありますが、Uber が提供するJumpというスクーターなら既に使っているUberのアプリで「Scooter」を選択するだけと簡単。料金は1ドル~で、1分毎10セント。意外とスピートが出るので注意が必要。交通ルールを守ることは必須です。
※このページは「2019年2月号ライトハウス・サンディエゴ版」掲載の情報を基に作成しています。最新の情報と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。