「和楽の家」は、自然豊かな岡山県で展開する介護施設で、認知症の方が共同生活を送るグループホーム(認知症対応型共同生活介護)です。誰もが健康で穏やかに暮らせる環境が整っており、個室も完備しています。施設には介護スタッフが24時間常駐し、医師、歯科医師、看護師、薬剤師とも連携しています。
100歳のお誕生日をご家族と一緒にホームでお祝いしました。
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門松作りなどのイベントも充実
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裏庭ではサクランボの収穫を楽しめます
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グループホーム(認知症対応型共同生活介護)「和楽の家<上道>(岡山県岡山市)」体験談
義母が「サ高住」から「グループホーム」に入居。
入居者に対する心ある介護に全幅の信頼
Yasuko Akamatsuさん(78歳)
サ高住に入居していた義理の母は、脚を骨折したのを機に要介護となり、認知症も進んでいたため、2019年に市内にあるグループホーム「和楽の家」に移ることになりました。入居当初は、車椅子が手放せない状態で寝たきりになること、そして体調いかんでは看取り介護になることを覚悟していました。さらに、その後まもなくコロナ禍の影響で面会は禁止に。そんな状況の中、細やかに対応してくださったのがスタッフの皆さんでした。入居早々、転倒する可能性があるベッドではなく布団に変え、周りの家具も移動するなど、安全面に配慮。介護する側にしたらベッドの方がはるかにお世話しやすいはずなのに、入居者の安全性を一番に考えているのだなと感じました。今、たくさんの介護施設がありますが、経営者の考えや現場で働くスタッフがどんな人かを見極めることが大切だと思います。心ある人が働いているところは、実際に現場に足を運び中に入ると分かります。
日々、心身両面から温かくお世話していただいたおかげで、義母は一時1人でトイレに行けるまで回復し、スタッフの皆さんを驚かせていました。コロナ禍で面会こそできませんでしたが、義母の写真を送ってくれたり、まめに様子を伝えてくれたりしたので、私たちも安心でした。今年2月に他界するまで、義母は3年近くも元気で過ごすことができたのです。亡くなった後、家族を1人ずつ部屋に入れていただき、義母に最期のお別れができたこともありがたかったです。「和楽の家」のスタッフの皆さんには感謝の念しかないです。