自動車サービス技術者および修理工
■仕事の内容
自動車サービス技術者および修理工は、乗用車やトラックを検査、維持し、修理を手がける。車のハイテク化が進んでいるため、単なる修理だけではなく、電気系統やコンピューターがベースの作業に携わる機会が増えており、専門化が進んでいる。
■トレーニング
高校やコミュニティーカレッジ、職業訓練校などで提供されているトレーニングプログラムを終わらせて来る人もいれば、経験のある修理工にアシスタントとしてついて学ぶ人もいる。実地経験が重要なため、実習プログラムを組んでいる学校もある。また自動車工場と協賛ディーラーがスポンサーとなって2年でサーティフィケートを取れる学校も全米各地にある。
■雇用状態
2004 年11 月における全米の自動車サービス技術者および修理工の数は66 万2800 人で、カリフォルニア州では6万7000 人。大部分が自動車の修理やメンテナンスの工場、車のディーラーなどで働いている。他にはガソリンスタンドやカー用品の店で仕事をする人もいる。16 パーセント以上が自営業。原因究明や問題処理能力、電気に関する知識のある人が重宝され、また車のテクノロジーと修理技術に対応し続ける人材が求められている。
■収入
2004 年11 月における全米の自動車サービス技術者および修理工の平均時給は16 ドル71 セントで、平均年収は3万4000 ドル。中間層50%が3万2000ドル、下層10%が1万8000 ドル、トップ10%が5万4000 ドル。カリフォルニア州の平均年収は4万ドル。
*すべて連邦労働省調べ