フィルム・アンド・ビデオエディター
■仕事の内容
フィルム・アンド・ビデオエディターは、映画、ケーブルを含むテレビ番組制作の際、撮影・制作されたフィルム、ビデオの映像やサウンドトラックを編集する作業を行う。大規模な商業映画やビデオ制作の編集作業には、 高度かつ最新の技術が必要なこともあり、創造性や想像性が要求されることもる。
■トレーニング
実際の現場での仕事を通して学んだり、専門学校、短大、大学、職業訓練学校、映像専門学校、映画学校などで正式にスキルを学ぶことが要求される。ポジションによっては、正式に学校でスキルを習得しコースを修了することが必要とされることもある。
■雇用状態
2005 年3月における全米のフィルム・アンド・ビデオエディターの数は1万5200人で、カリフォルニア州では4930人。半数近くがカリフォルニア州とニューヨーク州に集中している。ブロードキャストグループ、ケーブルテレビ局や地元テレビ局、インディペンデント系テレビ局、そして小規模のインディペンデント系制作会社などで需要がある。半数以上はスタジオに所属しているが、フリーランスで活動している者も多い。エンターテインメントマーケットの急速な拡大に伴い、2014 年までは平均以上の雇用拡張が見込まれている。
■収入
2005 年5月における全米のフィルム・アンド・ビデオエディターの平均時給は22 ドル56 セント。平均年収は4万6930 ドルで、上位10%の年収は10 万ドルを超える。カリフォルニア州の平均時給は29 ドル13 セントで、平均年収は6万590 ドルと、全米平均を上回っているニューヨーク州、ネバダ州の年収も高く、平均で6万ドルを超えている。
*すべて連邦労働省調べ