Real Estate Brokers and Sales Agents(リアルター)

ライトハウス電子版アプリ、始めました

リアルター

■仕事の内容

大きく分けて2つあり、1つはクライアントのニーズや予算に合った物件を探すこと。地域の規定や税金等の知識を活かし、買い手との話し合いにより希望に合った物件のリストを作り、実際に案内をする。もう1つは、物件を売る手伝いをすること。条件の似た物件と照らし合わせ、値段等を決めるなどの手続きを行う。さらに、売り手と買い手の値段や契約の交渉仲介人としての役割も果たす。クライアントの都合に合わせ、夜や週末に働くことも多い。また、保険を扱う、弁護士の資格を取るなどして、不動産の仕事と並行して行う人もいる。

■トレーニング

エージェント、ブローカー共に、すべての州でライセンスが必要。18歳以上で、高校卒業以上の教育を受け、筆記試験に合格することが最低条件。エージェントの試験は、不動産の基本的な取引や資産の売買に関する法律などが含まれ、たいていの州で、30~90時間のクラスを受けることが義務付けられている。ブローカーになるには、より難易度の高い筆記試験に合格し、60~90時間のトレーニングを受け、さらに1~3年の不動産売買の経験が必要。通常は、エージェントとしてその経験を積む。また、基本的に1、2年ごとにライセンスの更新が必要である。

■雇用状態

2005年5月における全米の不動産セールスエージェントの数は、15万200人で、カリフォルニア州は9500人。多くがパートタイムで働いており、約60%が自営業。リアルターになるのは比較的簡単で、フレックスな勤務時間体制や高収入が見込めるなど、魅力的な点が多い反面、競争が激しい。

■収入

2005年5月における全米の不動産セールスエージェントの平均年収は5万2090ドル。中間層50%の平均年収は3万9240ドルで、下層10%が1万9420ドル、トップ10%が10万4370ドル。平均時給は25ドル4セント。カリフォルニア州の平均年収は6万5750ドル。

*すべて連邦労働省調べ

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