マルチメディア・アーティストおよびアニメーター
■仕事の内容
マルチメディア・アーティストは、映画やビデオ、広告業界で働く。手作業やコンピューターを使って、映画、テレビ、ビデオゲームの中のアニメーション、特殊効果を手掛け、「魔法」を作り出す。多くのマルチメディア・アーティストは、コンピューマルチメディア・アーティストは、学士号課程や他の専門学校などでの教育を経て技術を習得していく。多くの大学でファインアーツの学士、修士号取得のためのコースがある。専門の芸術学校やデザイン専門学校もあり、特定分野やファインアーツ分野で準学士や学士号が取得できる。
大学では、芸術史などアカデミックなプログラムが主体となるが、専門学校などではスタジオワークに主眼が置かれている。なお、最近の映画やテレビ、ビデオゲームでは、コンピューターによる特殊効果が全盛のため、当該分野で使用されるソフトウェアの修得は不可欠となっている。
就職には、手作業で制作した作品やコンピューター・グラフィックを使用した作品集(ポートフォリオ)をまとめることが不可欠。
■トレーニング
マルチメディア・アーティストは、学士号課程や他の専門学校などでの教育を経て技術を習得していく。多くの大学でファインアーツの学士、修士号取得のためのコースがある。専門の芸術学校やデザイン専門学校もあり、特定分野やファインアーツ分野で準学士や学士号が取得できる。
■雇用状態
2007年5月における全米のマルチメディア・アーティストの数は7910人、カリフォルニア州内では1090人。雇用は16年までに業界全体で16%増加する見込み。近年、中小のスタジオでも特殊効果やアニメーションを手掛けることが多くなり、業界全体で需要は増えている。
■収入
2007年5月における全米のマルチメディア・アーティストの平均収入は5万520ドル。中間層50%の収入は4万4790ドル、下層10%は1万8450ドル、トップ10%は9万860ドル。カリフォルニアの平均年収は4万8630ドルである。