【亀島理奈さん】大学4年生
Marketing専攻
◎日本の高校卒業後に渡米。CSUN卒業後は日本に帰国し、アパレルのマーケティングや企画担当として活躍するのが目標。南カリフォルニアの学生が運営する非営利団体Japanese Student Network(JSN)でディレクターを務め、シンポジウムの企画・運営に携わっている。
CSUN立体彫刻: Nordhoff St.沿いの入り口付近にあり、来校者を出迎えてくれるランドマーク的彫刻。違う角度から見てもちゃんと“CSUN”と読める!
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ロサンゼルス郊外のサンフェルナンドバレーに位置し、CSUN(”シーサン”と発音)の呼び名で知られるカリフォルニア州立大学ノースリッジ校は、学生数約3万3千人、敷地面積エーカーという広大なキャンパスを有するマンモス校だ。
同校は優秀な卒業生を数多く輩出しており、卒業生には米ホテルチェーン大手・ヒルトンのCEOであるステファン・ボーレンバック氏やワーナー・ブラザーズ・テレビジョン・グループ社長のブルース・ローゼンブラム氏、ハワイ州知事のリンダ・リングル氏などがいる。また、映画の都・ハリウッドが近いこともあり、エンターテインメント業界で活躍する卒業生の数が群を抜いていることでも知られている。
亀島さんはマーケティング学部の4年生で、昨年の秋にグレンデール・コミュティーカレッジから転入してきたばかり。「CSUNではグループディスカッションを重視していて、ほとんどのクラスで行われるんですよ」。
同校のESLであるインテンシブ・イングリッシュ・プログラム(IEP)は、コミュニティーカレッジに入学予定の留学生に多く利用されているそうだ。また、インテリアデザイン、視聴覚障害研究、舞台芸術、ラジオ、TV、映画、ダンスなど、ユニークな学科が多数用意されている。「CSUNでは心理学や舞台芸術、ジャーナリズム、ビジネス、ESL、運動機能学などのプログラムの評判がいいようです」と亀島さん。
CSUNのスチューデントユニオン(USU)の活動はとても活発で、カリフォルニア州立大学群の中でも最大規模を誇る。USUは劇場やフィットネスセンター、ミーティングルームなどもキャンパス内に所有しており、これらの施設を利用した多くのイベントを開催している。
キャンパスを歩いてみると気づくが、ほとんどの校舎がまるで新築のよう。これは、1994年のノースリッジ地震によりキャンパス内のすべての建物がダメージを受け、数億ドルをかけて修復、再建が行われたためである。キャンパスには高い建物が少なく、全体的に見晴らしが良いため、明るくのんびりとした雰囲気を作り出している。
(2006年2月1日号掲載)
Matador Book-store Complex: ファーストフード店や売店、旅行代理店があるほか、授業で使用する教科書や文房具、CSUNグッズなどを販売する書店が入居している
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Manzanita Hall: 主としてラジオやTV、映画学科の講義が行われる。内部にはレコーディングスタジオ、撮影スタジオなどがあるほか、映像の編集設備も充実している
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Performing Arts Center:USUのオフィスに併設され、劇場やフィットネスルームなどがある。1階のチケットオフィスでは、南加のテーマパークのチケットを割引価格で購入できる
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Juniper Hall: ビジネスビルディングとも呼ばれ、多くのビジネス系クラスはここで行われる。内側が吹き抜けになっているお洒落なビル
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Bayramian Hall:入学手続きに学費支払い、学生証の発行に卒業証明書の受け取りと、入学から卒業まで何かとお世話になる
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カリフォルニア州立大学ノースリッジ校(CSUN)
California State University, Northridge
18111 Nordhoff St., Northridge, CA 91330
☎818-677-1200
www.csun.edu
●1958年
●運営:州立
●敷地面積:353エーカー
●ニックネーム:CSUN(シーサン)
●学生数:32,997人(学部生25,480人、大学院生7,517人・2003年度)
●学部数:学士号課程61学部、修士号課程42学部
●学期開始時期:1月、8月(2学期制)
●留学生:1,500人以上の留学生が学ぶ。出身国は日本、韓国、台湾の順
●学費:11,792ドル(大学1年分、1学期に12単位取得する場合)
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