アメリカで子育て中の保護者にとっても、アメリカで育つ子どもにとっても、将来の大学進学は一大事。アメリカの大学に進学する選択肢もありますが、日本の大学への進学や留学も気になりませんか? 実際に日本の大学を進路として考えた時に何から準備し始めればいいのか、また、今、グローバル化へ向けて大きく変わろうとしている日本の大学についてご案内します。
※本コンテンツは「ライトハウス 2017年4月1日号」に掲載されました。
- 日本の大学が向いている学生とは?
- 新二世の日本の大学進学のメリット
- 留学?進学?それぞれの特徴
- 進学留学の疑問/選び方、お金、受験
- 新二世の日米進学スケジュール
- 留学・進学ここに注意!
- 私の日本の大学体験談
- 日本の大学リスト2018 保存版
67%が日本の大学進学に興味あり!日本の大学が向いている学生とは?
2017年1月、ライトハウスでは西海岸の日系教育機関に子どもを通わせる保護者に大学進学についてのアンケートを実施しました。その結果、日本の大学も将来の選択肢に入れたい、日本の大学へ留学させたいなど、全体の67%の保護者が、何らかの形で日本の大学も将来の選択肢に入れていると回答しました。
大学進学 保護者はこう考える
では、特にどんな学生にアメリカの大学よりも日本の大学が向いているのでしょうか?
本誌で「米国大学進学ガイダンス」を連載している教育コンサルタントの原田誠さんは、日本の大学が向いている学生には大きく2タイプあると言います。
①日本が好きで、将来は日本に住み、日本で仕事をしたい学生
将来、日本で活躍したいなら、日本の大学進学を検討する価値があります。この中には、アメリカの大学に進学した日本に興味のある学生が日本へ留学(交換留学制度を含む)するパターンも含まれます。
②アメリカの大学が合わない、またはアメリカでのキャリア構築に悩む学生
カレッジや大学の1年目の中退率が30%のアメリカ(データ元: www.collegeatlas.org)。アメリカは再チャレンジが可能な国とは言われているものの、大卒者と比べて中退者のキャリア構築が難しいのは事実です。しかし、基礎学力があれば、日本の大学に進学してキャリアを再構築する道もあります。
また、親の駐在などを機に、ある程度大きくなってから渡米し、高校でも英語で苦労しているような学生の中には、日本の大学の方が魅力的と感じる場合があります。
それでは、日本の大学の進学・留学の実状を見ていきましょう。
新二世の日本の大学進学のメリット
日本の大学の良さってなんでしょうか? 日本の大学の魅力や、新二世(下記コラム参照)が日本の大学に進学するメリットには、次のようなものが考えられます。
●専門知識を1年目から学べる
アメリカの多くの大学と異なり、入学時に専攻する学科を決めることが多い日本の大学。日本には1年生から専門科目を学べる大学がたくさんあります。
●日本文化や日本社会を体験し、学べる
日本での生活を実際に体験することで、真の日本を知ることができ、国際人としての視野が広がります。
●日本で就職の情報を得やすい
将来、日本での就職を目指す場合、日本の大学に進学すれば、多くの仲間と協力して取り組むことができます。
●アメリカより治安が良い
初めての1人暮らしなら、気になるのが治安。進学先によってはサポート体制が充実していたり、親戚が近くにいたりする場合もあるでしょう。
また、日本では政府主導で20年までに留学生を30万人にする「留学生30万人計画」を実施中です。多くの大学でグローバル化を押し進めており、外国人学生獲得に熱心で、授業でも英語が重視されつつあります。さらに日本は大学入試改革(詳細はこちらの「高大接続改革」参照)まっただ中で、新二世が日本の大学に進学するには多彩な入り方が用意されています。全体的にどの大学も、日米2つの文化を理解した新二世の入学に対して歓迎ムードです。
経済的な面では、アメリカの私立大学と日本の私立大学を比べた場合、学費はおよそ三分の一から二分の一程度というケースが多いようです(ただし奨学金は除く)。為替にもよりますが、生活費も寮などに入ることができれば、日本の方が比較的安価に抑えられそうです。
「新二世」って何?一般的に、戦前にアメリカに移住した日本人を日系一世、その子どもは日系二世と呼びます。また戦後に移住した世代は新一世、その子どもは新二世と呼ばれています。 |
「高大接続改革」って?2016年、文部科学省より発表された「高大接続システム改革会議最終報告」。従来からの暗記重視の大学入試は時代にそぐわないことから、①十分な知識・技能、②答えが一つに定まらない問題に自ら解を見い出していく思考力・判断力・表現力、③主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度、この「学力の3要素」を大学入試で重視する、つまり高校教育を変えていく改革です。 |
大学の現場から:新二世の活躍が日本のグローバル化の鍵
英語もアメリカの文化も自分のものになっている、そんな新二世が日本のコミュニティーに入れば、間違いなく日米の架け橋になるでしょう。新二世は、生活習慣や考え方など、日米文化の翻訳家。大学にそういう人が入ると、日本人だけの集団から生まれる思考とは異なる別の考え方が入り、お互いにとって良い刺激になります。もちろん、英語力の高さは言うまでもなく、これも他の学生にとっては良い刺激になります。また、新二世にとっても日本人だけのコミュニティーに入ることは、将来へ向けて素晴らしい経験になるでしょう。
私の学部には多くの外国人講師がいますが、彼らが言うには、自分の話すことのどのあたりが日本人にとって分からないのかが分からないそうです。でも、大半の新二世は、アメリカ人にとって日本人のどのあたりが奇妙か、逆に日本人がアメリカの何に違和感を感じるか分かるはずです。実は、これはすごく大きな強みなのです。日米の差異を感覚的に理解できる新二世は、日本のグローバル化の鍵を握る重要な存在であると確信してます。
採用の現場から:グローバル市場で活躍できるチャンスの多い新二世
グローバル人材紹介会社である当社のクライアント企業が求めているのは、社会の変化が常態化する中で、さまざまな人と恊働し、自分で考え、変化に適切に対応できるスキルを持つ人材です。
グローバル化もあり、日本企業はここ数年、外国人の採用も積極的に進めていますが、問題は定着率です。日本流の企業環境やマネジメント、生活習慣などに馴染めないケースも多いので、新二世が日本留学や進学を通して就労前に日本人の気質や企業の構造などを実感できるのはお互いにとってメリットでしょう。
企業において、新二世は、日本人としてのメンタリティーを持ちながらも多様性・国際感覚を有していることなどが評価されています。
グローバル市場で事業運営・成長戦略を推進していく企業であれば大小かかわらず新二世の活躍できるチャンスは大きいでしょう。今後、海外で展開しようとしているスタートアップベンチャーや内需型企業(業界)なども個人としての力が発揮しやすく、多くの新二世に向いていると思います。
留学?進学?それぞれの特徴
日本の大学への進学、留学を考えたとき、どんな選択肢があるのでしょうか?
留学の特徴
日本の大学の多くはセメスター(2学期)制。アメリカの大学に在籍しながら、日本の大学に留学する場合、1(半年)または2セメスター(1年)の留学が主流です。留学の場合、大学の主旨としても、本人の意思としても日本文化の理解や日本語の習得がメインになるので、多くの場合、日本語で話すことが求められます。一部、英語の授業もあるかもしれませんが、基本的には日本語で学ぶと考えておいたほうがいいでしょう。
アメリカの大学の学生として交換留学を考えているなら、進学を志望するアメリカの大学に日本のどこの大学と提携しているかを確認するのが早くて確実です。アメリカの大学を休学して個人的に留学しても、日本の大学でとった単位をアメリカの大学から個別に認定してもらえる場合もあります。
また、短期留学でも奨学金は得られます。下記のリストや気になる日本の大学のウェブサイトなどを調べてみましょう。
進学の特徴
日本の大学を選ぶとき、まず大きく分かれるのが、日本語で学ぶか英語で学ぶかです。従来からの日本語で授業を受けるパターンに加え、近年は英語で授業を受けられる日本の大学も増えてきています。海外からの学生獲得のため、英語での授業が主流のカリキュラムを作っている大学も増えています。英語だからといって外国人だけが教室にいるわけではなく、ある程度の英語ができる日本人も対象です。しかし、日本で全て英語のプログラムを作るには限界があります。英語で受ける場合、取れるクラスが限られていたり、教える先生も限られていることから日本の通常と同じレベルの授業が受けられるとは限りません。英語がメインのプログラムを志望する際は自分が学びたい分野の授業が取れるのかを確認しましょう。
英語が主流のカリキュラムでも日本語で行われる授業の受講が義務付けられていたり、メインは日本語ながらも英語力を磨き上げるプログラムを用意していたりする学校もあります。英語と日本語の授業の割合は大学や学部によって異なりますが、100%英語だけで過ごすことはあまりないようです。
海外から新二世が受験する場合、帰国生入試を思い浮かべる人も多いでしょうが、帰国生入試枠を作らず、帰国生はAO入試で受けてもらうという大学も増えています。また、新二世は外国人留学生入試や公募推薦入試、英語と中心とした一般入試なども利用できるでしょう。一般入試以外は出願期間や試験日程がバラバラで長期にまたがり、受験資格の条件も大学によって多種多様ですから注意が必要です。
「英語4技能試験」とは?現在、日本の教育界で、子どもの英語力の向上は大きな課題となっています。20年には英語の授業は小3から開始。小中高を通じて、読む、書く、聞く、話すの4技能が重要視され、今まで読解が中心だった大学入試も4技能が試されるようになります。これにより、新二世が力を発揮しやすい入試に変わる大学も出てくるかもしれません。また、4技能をバランス良く教えられる英語教師の需要が高まっているものの、ネイティブ並みの英語力を持つ教師は圧倒的に不足しています。バイリンガルで教育に興味がある新二世なら、日本の大学で教員免許を取り、将来は英語教師として活躍する、そんな未来もあるかもしれません。 |
情報の集め方
現在、日本にある大学は775校(2016年、文部科学省)。ここから志望校を絞るのは至難の業です。まずは、住みたい地域の大学、もしくは興味のある学術分野のある大学を手がかりに探してみましょう。次のサイトは進学先を考えるヒントになるかもしれません。
●Study in Japan
外務省による留学情報総合サイト
●Gateway to Study in Japan
日本学生支援機構による留学情報総合サイト
●Japan Study Support
アジア学生文化協会による留学情報総合サイト
●日本学生支援機構
留学生支援や奨学金情報もあり
【気になる数字】10.1%:アメリカの16~24歳の失業率 |
進学留学の疑問/選び方、お金、受験
アンケートで小学生から高校生の子を持つ保護者から寄せられた疑問や不安に、教育コンサルタントの原田さんがお答えします。
Q1:(進学について)たくさんある日本の大学の中から、どこに注目して進学先を選べばいいのでしょうか?
A:情報集めは確かに難しいです。新二世のための情報がまとまったサイトなど存在しないので、今のところは、興味のある大学のウェブサイトをひとつひとつ見ていくしかないのです。帰国生入試の情報だけであれば、予備校が帰国生向けの入試情報をまとめてチラシを作ったりしてます。でもそこには、外国人を対象にした入試、英語で受けられる入試などまで横並びで紹介されているわけではありません。新二世は、外国人入試やAO入試など他にもいろいろな入り方もありますから、帰国生入試を調べるだけでは不足があります。
日本の大学は今、戦後最大と言われる教育改革のまっただ中にあり、20年から実施される高大接続改革(左ページコラム参照)以降、大きく変わるはずです。ですから、この大学は今どうか?よりも、これからどの大学が伸びるのか?ユニークなプログラムを作るのか?の見極めが大切になってきます。入試制度改革が進み、大学のグローバル化が進むと、大学の格差が広がることが予想されます。知名度の高い大学が生き残れる保証はどこにもありませんし、既にグローバル対応が遅れている国立大学もあるわけです。過去にどの大学が帰国生に好まれていたかは、これから先の大学選びではあまり役に立たないかもしれません。今の小中学生が大学に進学する頃、日本の大学の状況は今と全然違う可能性は大いにあります。気になる大学には一時帰国の際などに足を運び、自分の目で見るのが一番でしょう。
Q2:(進学・留学について)日本の大学への進学や留学にあたって必要とされる日本語能力はどの程度のものですか?
A:進学の場合に要求される日本語力は、その大学の入試形態にもよります。多くの入試では日本語による小論文があり、日本語で試験を受けるなら、試験問題も日本語で理解できなければなりません。基準は入試で必要とされる日本語力があるかどうかです。これは大学によってかなり差があり、一概にこれだけ勉強しましょうと言えるものではありませんが、志望校の帰国生入試の過去問からある程度判断できると思います。ただ、今の日本は入試制度改革の真っ最中ですから、数年後に試験内容が変わる可能性は大いにあり、今、この大学ならこれくらいの日本語力がいると細かく分析することにはあまり意味がないでしょう。
もうひとつ、注意したいのは英語で入試が受けられる学校です。日本語が必要ないのはあくまでも入る段階でのことで、大学側は入学後に日本語のクラスで学んでほしいわけです。「入試で必要ない=勉強しなくていい」ではありません。大学も経験上、ある程度の日本語のバックグラウンドがある方が教えやすいし伸びると分かっているので、同じような学生がいたら、全く日本語ができない学生よりもある程度できる学生に優先して合格通知を出すでしょう。日本へ行くからには、日本語の勉強は必須と覚悟しておいてください。
アメリカの大学に在籍し、交換留学で提携している日本の大学に行く場合、アメリカの大学が設定している交換留学の条件をクリアしていれば、日本の大学のアドミッションでトラブルになることはないと思います。
Q3:(進学・留学について)日本の大学の学費や生活費はどれくらいかかるのでしょう?奨学金制度はどのように調べればいいですか?
A:大学の学費は、その大学のウェブサイトをみれば一目瞭然です。そこには奨学金についても書かれています。外国籍の人向けの奨学金制度の情報も書かれていますから、確認しておくといいですね。奨学金には、大学が用意している奨学金と、大学の枠にとらわれない奨学金があり、いずれにしても大学の入試要項やウェブサイトの奨学金情報のページに書いてあります。奨学金にはアメリカの奨学金のように返す必要のない給付型と、後に返す必要のある貸与型があります。日本の奨学金は給付型より貸与型が多いです。
また、大学によっては、生活費の目安も書いています。ウェブサイトに書いていない学校も、直接問い合わせれば大概教えてくれます。あとは寮に入れるか否か、住む地域で生活費は変わるでしょう。
Q4:(進学について)子どもの学力が、日本においてどの程度のレベルなのか分かりません。進学するには何をどれくらい勉強しておけばいいのでしょうか?
A:大学進学への基本的な準備は、アメリカの大学へ行くのも日本の大学へ行くのも大きな違いはありません。きちんと学力を付け、高校で良い成績をとる。これが第一条件です。高校の成績は、アメリカの大学へ行く場合も、日本の大学へ行く場合も提出しますから、高校で満足いく成績を収めることが大事なのは日米同じです。
アメリカの大学進学は、受けてみないと分からないところがあります。SATのスコアは参考情報であり、その情報だけで入れるか予測できるほど簡単ではありません。日本の大学もこれからそういう方向に変わっていくはずです。今行われつつある日本の入試改革では、生徒を点数だけで切らず、アメリカのようなやり方で人物評価をする方向に変わろうとしています。ですからテストの点数だけで合否を決めるわけではない。東大だって模擬試験の結果だけでは入れるかどうか予測できない、そういう時代になろうとしています。既に東大は16年から推薦入試を導入しました。偏差値だけでは測れない魅力ある学生が欲しくて始めたわけです。こういう動きが広がると、アメリカの大学同様、どこに入れてどこに入れないのか予測がつかなくなります。なので、高校でできる限り頑張って満足いく成績を収めた上で、行きたい大学をいくつか受け、結果を見て決める。日本の入試もそういうふうになるでしょう。特に海外から来る学生に関しては、成績以外の面でも魅力的な学生を呼びたい日本の大学の意向はあります。
あの大学に入るにはこれくらいの学力・偏差値という親世代の考え方は時代に合わなくなってきます。日本の大学入試が大きく変わりつつあることをまず心得ておいた方がいいでしょう。
Q5:(進学・留学について)まだ子どもが小さいのですが、今からできる大学進学準備にはどんなことがありますか?
A:海外の大学に進学する日本の高校生が増えているご時世です。アメリカに住む小さな子どものいる家庭で、子どもの将来は日本かアメリカと今から決めつける必要はありませんので、大学の入試情報の収集などは今すぐ始めなくてもいいのかもしれませんね。
15年に野村総合研究所の発表したデータによると、現在、日本にある仕事の49%は10~20年後にAIやロボットに置き換えられるそうです。今まで良い仕事と言われていた仕事が良い仕事のままとは限らないし、新たな仕事もたくさん生まれてくるわけで、親世代の成功体験は役に立ちません。そういう時代を生きていく子どもたちに必要なのは、世の中が変わっても生きていける力でしょう。具体的に今できるのは、得意科目、芸術的才能、リーダーシップやスポーツなど、何か得意なことを伸ばすことです。勉強と課外活動を高いレベルで頑張れれば、人間としても相当成長できるはずですから、成長したその先に、良い進学が待っていると言えるでしょう。子どもの長所を伸ばしてあげる、親にできるのはそれに尽きます。
新二世の日米進学スケジュール
大学進学の準備は、いつ何をすべきか?日米の大学を併願した場合を想定し、原田さんにスケジュールを教えてもらいました。
●10年生以下
【将来の目標設定】
将来を考えることが進学準備のスタートです。社会に出てから数年後に、どこで何をしていたいのか考えましょう。自分の興味のある分野を広げたり、深く掘り下げたりすることが、進学準備に役立ちます。
【日本語学習】
将来日本で学ぶ可能性が少しでもあるなら、日本語の学習は不可欠です。英語で学べる日本の大学に進学する場合でも、進学後に日本語力は必ず必要となります。毎日少しずつでも日本語に触れる機会を作りましょう。
【大学訪問】
大学訪問の開始に早過ぎることはありません。日本の大学を目指す学生も、日米を比較できるのでアメリカの大学を訪問することを勧めます。アメリカの大学は通年キャンパスツアーを実施しています。
●11年生
【高校の学習】
日米を問わず、入学審査で重視されるのは高校の成績。最も重要なのが11年生の成績です。日々の学習に地道に取り組みましょう。
【テスト対策】
ACTとSATを受けましょう。入学審査は、ACTとSATのどちらかのスコアがあれば十分ですが、自分に合うテストを見極めるため、まずは両方1回ずつ受けることをお勧めします。11年生の後半に自分に合う方のテストを再び受け、スコアアップを目指しましょう。また、SAT Subject Testのスコア提出を義務付ける日本の大学は少ないですが、任意で提出はできます。納得のいく点数が取れれば入学審査で評価してもらえます。学期の最後に受けると高得点が狙いやすいので、5月か6月に2科目程度受けるといいでしょう。ただし、日本語のSubject Testを受けられるのは11月のみです。
【大学訪問】
夏休みは日本の大学のオープンキャンパスが数多く開催されます。春休みは、アメリカの大学も訪問するのに良い時期です。キャンパスツアーは、オンラインで申し込めます。家族で参加することをお勧めします。
【推薦状の手配】
実際に書いてもらうのは12年生の秋以降ですが、11年生が終わるまでに、大学に提出する推薦状を書いてもらえる先生を2名確保しておくと安心です。
●11年生が終わった夏休み
【大学のリストアップ】
進学先の候補をリストアップします。日本の大学を選ぶ際は、学習方法(日本語か英語か)や、秋入学か春入学かで、申込期間が異なります。プログラムによっては、日本以外の国籍を有することが条件の場合もあるので、要件を確認してください。日本の大学進学を目指す学生も、途中で気が変わることもあるかもしれないので、アメリカの大学もリストアップすることをお勧めします。
【エッセーの準備】
自分の今までとこれからを文章で表現できるように、まずはブレインストーミングを行います。ブレインストーミングで得られたアイデアを形にするには時間がかかるので、先送りせずに計画的に取り組みましょう。
●12年生
【スケジュール作成・アプリケーション提出】
志望校が決まったら、各大学の締め切りに合わせてスケジュールを立てます。高校の成績や推薦状の手配、テストスコアの手配、願書の提出、面接日程など、必要な書類や手続きを管理しましょう。日米どちらの大学も締切日を複数設けている場合があります。その場合、早い締切日に合わせて提出してください。
日本の塾講師が明かす 留学・進学ここに注意!
いざ日本への留学・進学を決断! しかし、アメリカから日本の大学への受験には注意が必要です。日本の塾講師、尾崎さんに過去の事例を伺いました。
学習塾として、我々の経験から新二世が日本の大学入試で気を付けたいことを紹介しましょう。
①現地校の先生の書類不備
現地校の先生に大学所定の推薦書用紙を渡したにもかかわらず、違う用紙に書いてこられたことがあり、慌てて書き直してもらいました。必要な書類はコピーを取って見本を書き、このように書いてほしいと先生に具体的にお願いするのが得策です。
②英語の資格試験が受けにくい&指示が曖昧
帰国生入試は英検やTOEICの結果の提出を求める大学が多いのですが、アメリカでは受験機会が限られているので注意が必要です。英検準1級以上を所持していれば、多くの大学の受験資格を満たすでしょう。
また、IELTSのスコアを要する大学もありますが、IELTSにはAcademicとGeneralの2種類があるので、どちらのスコアがいるのか確認してください。以前、ある大学のウェブサイトにはどちらのスコアが必要か明記されていない上、私と保護者への説明が食い違い、当校の生徒が受験できなくなりそうになったことがありました。私が大学に出向いて交渉し、その生徒は無事に受験でき、合格したこともありました。
③過去問が手に入りにくい
人気校は帰国生入試の過去問を出したがらない傾向にあります。過去問など存在しないと言う大学すらあります。しかし、そういった大学も、教育関係者だけに公開する場合もあります。ですから、塾などを通じて過去問を入手するのは手です。逆に過去問をオープンにして、受験生に配布している大学もあります。
不明な点は大学に直接問い合わせることが大事です。口コミは的を外している場合もありますし、大学が去年と今年で入試方法を大幅に変更するのはよくあることですから。
最後に私からのアドバイスですが、現地校での学業以外の活動、例えば、スポーツやボランティアの実績があると帰国生入試では有利です。日本の大学は現地校の学力レベルが分かりませんし、世界中から来る受験生を比較しなければなりません。そのような状況で大学の決め手は学業以外の活動や面接で出てくる人柄など数値化されない部分です。学外での経験をプレゼンできるように準備しておくといいですね。
進学・留学どうだった?私の日本の大学体験談
実際に、日本の大学に留学・進学した新二世のみなさんに、入学の動機やキャンパスライフ、これから日本の大学を目指すみなさんへメッセージをいただきました。
留学を生かして日本で就職
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の交換留学制度で、国際基督教大学(ICU)に約10カ月間留学しました。両校とも3学期制で単位移行に無理がなかったことが決め手です。ICUでは2カ国語で日常を過ごすことができ、日本語力が向上しました。選択した授業の「宗教学概論」は大変興味深く、宗教を客観的な立場から観察でき、自分の宗教観が変わったほどです。また、「翻訳入門」ではマンガから実践的な翻訳スキルを学びました。ICUで多くの海外育ちの学生や留学生と交流できたのも有益でした。卒業後は日本の外資系企業に就職が決まっています。
カリフォルニア州出身
日本語学習歴:小1~中3まで週末補習校。高校で日本語の授業を2年間受講する。
国際交流スタッフとして活躍
在米中の高校3年の時、日本の大学進学を決め、実家に近いことから関西大学へ進学を決めました。関西大学は国際交流が盛んです。中でも留学生サポート団体「KUブリッジ」には多くの留学生が参加していて、私は国際部のスタッフとして関わることが多く、多国籍の学生と交流しています。将来は建築士の資格を取得し、アメリカで建築を学んでいる友人と一緒に仕事をしてみたいです。日本の大学を目指す人に伝えたいのは、やりたいこと、好きなことがあれば、いろいろ取り組んでほしいということ。一時帰国の際はぜひオープンキャンパスにも足を運んでください。
滋賀県出身、13歳からアリゾナ州育ち
日本語学習歴:近くに日系教育機関がなく、進学に向け独学で日本語で勉強に励む。
日本ならではの深い学びがある
日本とアメリカ、どちらで進学するか迷いました。しかし、建築を学ぶなら、天災の多い日本の方がより深く学べると考え、日本の大学に進学することを決めました。現在はほぼ100%日本語で講義を受けています。関西大学では1年生から建築について理論や製図を通して段階的に学びを深めることができます。共通教養科目で総合的な知識を身に付け、視野を広げることができるのも魅力です。今後は大学院に進学して専門を深めるか、就職するか迷っています。将来的には建築士の資格を取得し、英語力を生かしつつ、建築に関わる仕事をしたいと考えています。
静岡県出身、8歳からノースカロライナ州育ち
日本語学習歴:小2~高1まで週末補習校。小学生時代は夏休みに日本の小学校へ通う。
アメリカを出て広がった視野
日本で生活してみたかったので大学は日本への進学を希望し、中でも主に英語で学べる立命館大学を選びました。今は、英語7割、日本語3割の割合で授業を受けています。私の専攻では日英両方で多くの授業の選択肢がある上、他大学の教授の特別授業も受講できます。また、外国人留学生向けの多彩なプログラムがあり、それぞれに合った形で自分を試せます。アメリカから京都の大学という、全く違う環境に自ら進んだことで視野が広がりました。卒業後は大学で培った自分の日本人らしさを生かし、国際的な場で日本人として人の役に立てる仕事をしたいです。
ニュージャージー州出身
日本語学習歴:小2~4は日本の小学校。小5~高1まで週末補習校。小5~高1まで日系学習塾に通う。
新二世の未来を応援する 日本の大学リスト2018 保存版
外国籍保有者向けの入試制度
帰国生向けの入試制度
アメリカにいたまま日本に行かなくても受験できる制度
※キャンパスが複数ある大学では代表的な場所を表記しています。
※入試要件や詳細は各大学にお問い合せください。
【上智大学】
叡智が世界をつなぐ
少人数教育の下、自身の専門領域に加えて他学部の科目も履修しやすいのが特徴。交換留学協定校は260校以上あり、アメリカのトップクラスの大学院への推薦進学制度もあります。国内外の企業・国際機関と連携したプログラムやインターンシップなどで、卒業後の進路を見据えた教養教育を実践しています。
[秋入学] [英語入試] [英語授業] [英語のみ学部] [奨学金] [寮]
外国人入試、国際バカロレア入試、国際教養学部書類選考入試、理工学部英語コース書類選考入試
国際バカロレア入試、国際教養学部書類選考入試、理工学部英語コース書類選考入試、海外就学経験者入試
国際教養学部書類選考入試、理工学部英語コース書類選考入試、国際バカロレア入試(一部の学科を除く)
授業や学生生活のサポート体制:英語対応スタッフが各部署に常駐。
【青山学院大学】
たくさんの「問い」をもとう
創立144年の青山学院大学は、外国人留学生を積極的に受け入れるなど、グローバル化を推進中です。外国人留学生を対象にした年額30万円の給付型奨学金や、大学外での国際交流の場として国際学生寮を設置している他、留学生向けの就職支援もあるなど、留学生のサポート体制が充実しています。
[秋入学]*、[英語入試]*、[英語授業] [英語のみ学部]*、[奨学金] [寮] *大学院のみ
学部・研究科により異なるので入学試験要項を確認
学部・研究科により異なるので入学試験要項を確認
【大学院】戦略経営・知的財産権プログラム(SMIPRP)
授業や学生生活のサポート体制:外国人留学生向けのアドバイザーやチューターが常駐、学生生活の悩みなどを心理カウンセラーに相談できる窓口も設置。語学試験(日本語)の検定料補助や住居探しのサポートなども提供しており、学習面も生活面もサポートします。
【桜美林大学】
グローバルな社会で人のために役立つ存在へ
1921年、中国でその歴史をスタートした桜美林学園は、国際社会に貢献する人を育成してきました。東京キャンパスは、世界の20以上の国や地域から留学生が集うグローバルな環境です。さまざまな国や文化の人と出会うなかで、経験を重ね、多様な価値観と広い視野を身に付けることができます。
[秋入学] [英語入試] [英語授業] [英語のみ学部] [奨学金] [寮]
留学生入学者特別選抜、海外現地入学者選抜(中国、香港)※2019年度より韓国、アメリカでの実施を検討
AO入学者選抜(帰国生徒)
海外現地入学者選抜(中国、香港)※2019年度より韓国、アメリカでの実施を検討
授業や学生生活のサポート体制:国際センターが外国人留学生の留学をサポート(英語、中国語、韓国語等での対応あり)、国際寮あり。
【国際基督教大学(ICU)】
一人ひとりの可能性を育む
日英バイリンガルのリベラルアーツ教育を提供する同校では、世界50カ国から集まった学生が肩を並べて学んでいます。キャンパス内にある10の寮では、留学生と日本人学生が共に暮らすなど、授業以外での国際交流も盛ん。卒業生の多くが海外で活躍しており、世界を舞台に社会に貢献する人材を送り出しています。
[秋入学] [英語入試] [英語授業] [奨学金] [寮]
全ての入試を受験可。ユニヴァーサル・アドミッションズ9月/4月入学書類選考(英語選考)での出願を推奨
全ての入試を受験可。ユニヴァーサル・アドミッションズ9月/4月入学書類選考(英語選考)、4月入学帰国生入学試験(日本語選考、4月入学)など
ユニヴァーサル・アドミッションズ9月/4月入学書類選考(英語選考)など
授業や学生生活のサポート体制:個々の学生のニーズに合わせたサポート体制が充実。
【九州大学 共創学部】
学びの枠を、超えろ
1911年の創立以来、優れた教育と研究を礎に広く世界で活躍する人材を輩出している国立大学で、今年4月に創設された共創学部では、課題解決型のカリキュラムを提供しています。学問分野の枠を超え、幅広い知識と高度なコミュニケーション能力を養う学部で、外国人留学生や帰国子女の受け入れにも積極的です。
[秋入学] [英語入試] [英語授業] [奨学金] [寮]
私費外国人留学生入試(4月入学、10月入学)
帰国子女入試
私費外国人留学生入試(10月入学)
授業や学生生活のサポート体制:留学生サポートセンターのスタッフによる学習支援の他、学生相談室のカウンセラーによる生活支援などのサポート体制も整っています。
【立命館大学】
自分を超える、未来をつくる
110年を超える歴史があり、京都・滋賀・大阪のキャンパスに、人文・社会から自然科学まで15の学部を設置する総合大学。英語で学位が取得できる国際関係、政策科学、情報理工学部では、世界各国からの学生が共に学んでいます。2019年4月には「グローバル教養学部」を設置予定。
※現段階での予定であり、変更する場合があります。
[秋入学] [英語入試] [英語授業] [英語のみ学部] [奨学金] [寮]
AO英語基準入学試験
AO英語基準入学試験
AO英語基準入学試験
授業や学生生活のサポート体制:留学生支援を行う国際教育センターや、さまざまな国の学生が集う国際交流ラウンジを配備。進路サポートを行うキャリアセンターも充実しています。
【立命館アジア太平洋大学(APU)】
まるで、「若者の国連」のような大学
約90カ国・地域から来た学生が学ぶ同校では、約90%の授業が日英両言語で開講されています。つまり、授業を英語のみで取ることも可能です。日本人学生と留学生の割合が50:50という多文化環境の中で4年間過ごすことにより、グローバルな知識や感覚を身に付けることができます。就職決定率は98.5% ※2017年5月現在
[秋入学] [英語入試] [英語授業] [英語のみ学部] [奨学金] [寮]
国際学生(外国籍の学生)はアドミッションズ・オフィス(国際)に願書提出
帰国生徒入試A(国内在住)、英語基準AO方式
帰国生徒入試B(国外在住)
授業や学生生活のサポート体制:多様性に富んだキャンパスなので帰国生も違和感なく、自分の経験や魅力を生かしながら、成長することができます。学習面、生活面、就職面など多方面のサポートが充実しています。
【駒澤大学】
禅の精神と日本文化を世界へ発信
仏教の教えと禅の精神を建学の理念に掲げ、420年以上の歴史がある駒澤大学は、東京・世田谷の緑豊かなキャンパスに全学部が集まる都市型総合大学です。2018年4月にはICTとグローバル教育を推進する最先端施設を整備した新校舎が完成。世界16カ国に国際交流協定校があり、交換留学も行なっています。
[英語授業] [奨学金] [寮]
外国人留学生入学試験
帰国生特別入学試験
なし
授業や学生生活のサポート体制:臨床心理士や、学業の相談に乗るアドバイザー、法律問題を扱う法律相談員を配置する窓口等があり、学生住宅専門会社と提携した物件紹介、アルバイト紹介など、学生生活をさまざまな面から支援します。
【筑波大学】
開かれた大学
あらゆる意味で「開かれた大学」を理念として、1973年に開学した同校には、現在、世界123カ国・地域から2760人※の外国人留学生が在籍しています。また、人文社会科学や自然科学をはじめ、体育や芸術までの多様な分野を擁する国立の総合大学として、高い研究力を基盤とした先端的な教育を実施。※2017年12月現在
[秋入学] [英語入試] [英語授業]*、[奨学金] [寮] *英語プログラムあり
私費外国人留学生入試、私費外国人留学生特別コース入試(学群英語コース入試)など
帰国生徒特別入試、海外教育プログラム特別入試など
私費外国人留学生特別コース入試(学群英語コース入試)、Japan-Expert(学士)プログラム特別入試など
授業や学生生活のサポート体制:日常的な学生生活支援に加え、保健管理センターによる健康上の支援、留学生向けキャリア支援もあります。
【津田塾大学】
変革を担う、女性であること
2017年4月に実践的な英語力とデータ分析力に基づく課題解決能力を備えた人材を育成する「総合政策学部」を開設しました。2019年度には学芸学部に「多文化・国際協力学科」(仮称・届出中)を開設予定で、より良い世界のあり方を考え、主体的に学ぶ人材の育成を目指します。多彩できめ細かな就職支援も同校の特徴。
[英語授業] [英語のみ学部]*、[奨学金] [寮] *2019年から学科新設予定
特別入試(外国人留学生)
特別入試(帰国生)
なし
授業や学生生活のサポート体制:外国人留学生の日本語学習サポートのための日本語科目が用意されている他、国際センターでもさまざまなサポートを用意しています。また、全学生を対象に、ウェルネス・センターに専任カウンセラーが常駐し、学生の精神面のケアにも気を配っています。
【テンプル大学・ジャパンキャンパス】
日本で入学・卒業できるアメリカの大学
ペンシルベニア州立テンプル大学の日本校。日本にいながらアメリカの大学の準学士号、学士号、修士号、博士号が取得できる唯一の大学で、授業の内容および取得する単位・学位はアメリカ本校と同等です。学部生の過半数は世界約60カ国から集まります。また、就職支援体制が充実しており、就職率は97.0%を誇ります。
[秋入学] [英語入試] [英語授業] [英語のみ学部] [奨学金] [寮]
一般入試(書類選考)
一般入試(書類選考)
一般入試(書類選考)
授業や学生生活のサポート体制:日英バイリンガルの心理カウンセラー常駐、学生サービス部による、外国人学生の学生ビザや住居の手配サポートなど、学生生活の支援体制も整っています。
【南山大学】
国際性豊かなキャンパスで学ぶ
1949年に創立された南山大学は、8学部17学科を持つカトリック系総合大学。学生数は1万人を超え、約30カ国300人の留学生が在籍しています。学部、大学院に加え、外国人留学生別科を設置し、教育モットーである「人間の尊厳のために」を実現するため、さらなる国際化を目指しています。
[秋入学] [英語入試] [英語授業] [奨学金] [寮]
外国人留学生入学審査、外国人留学生AO方式入学審査(総合政策学部)、国際教養学部特別選抜試験(AO入試型)、AO入学審査(外国語学部)
外国高等学校卒業者等入学試験、国際教養学部特別選抜試験(AO入試型)、AO入学審査(外国語学部)
外国人留学生AO方式入学審査(総合政策学部)
授業や学生生活のサポート体制:指導教員や事務スタッフが留学生や帰国生の学生生活における相談に対応する他、臨床心理士も常駐。
【一橋大学】
国際的視野を備え、経済社会に貢献する人材育成
1875年、課題解決に向けた社会改革に資する知識創造と人材育成をモットーに創立された社会科学の研究総合大学。正規生と交換留学生が共に英語、日本語で学べる環境がありますが、正規生の卒業には大学レベルの日本語能力が必要です。産業界で活躍する人材を多数輩出し、就職に強い大学として知られています。
[英語授業] [奨学金] [寮]
私費外国人留学生入試
外国学校出身者入試
なし
授業や学生生活のサポート体制:学校生活全般のことを相談できる学生相談室(日本語)、日英両言語で相談可能な留学生・海外留学相談室、英語での対応も可能な心理カウンセラーのいる保健センターなどが置かれ、学生生活をサポートします。
【法政大学】
自由を生き抜く実践知
1880年設立の「東京法学社」が起源の、東京六大学の一つ。学生数は大学院も含めると約3万人で、そのうち留学生は約900名。これまで輩出した卒業生は46万人と、広い卒業生のネットワークを持ちます。企業でのインターンシップへの参加体制も強化し、就職支援も積極的に行なっています。
[秋入学] [英語入試] [英語授業] [英語のみ学部] [奨学金] [寮]
英語学位コース自己推薦特別入試、GIS自己推薦特別入試、外国人留学生入試
帰国生入試、経済学部英語外部試験自己推薦特別入試、国際バカロレア利用自己推薦入試、GIS自己推薦、特別入試、国際文化学部分野優秀者特別入試
外国人留学生入試後期日程、英語学位コース自己推薦特別入試
担当者の一言:外国人留学生は授業料減免制度あり。
※このページは「ライトハウス・ロサンゼルス版2017年4月1日号」掲載の情報を基に、【日本の大学リスト2018 保存版】は「ライトハウス・ロサンゼルス版2018年4月1日号」掲載の情報を基に作成しています。最新の情報と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。