Lighthouseロサンゼルスのスタッフ、MAYが青学(青山学院大学)を訪問し、青山と相模原の両キャンパス、留学生が生活する2つの国際寮を見学してきましたので、じっくりレポートします。
歴史ある青山キャンパスは渋谷駅から徒歩10分!
1874年に創立された青山学院。大学は1949年に設置されました。そのメインキャンパスである”青山キャンパス”は渋谷区にあり、渋谷駅から徒歩10分、表参道駅からは徒歩5分という、ものすごい好立地にあります。幼稚園から高等部、大学の人文系・社会科学系7学部がこちらに入っています。
東京都渋谷区渋谷4-4-25
▶ 最寄駅:JR山手線、JR埼京線、東急線、京王井の頭線、東京メトロ副都心線 他「渋谷駅」より徒歩10分 / 東京メトロ(銀座線・千代田線・半蔵門線)「表参道駅」より徒歩5分
▶ 学部:文学部、教育人間科学部、経済学部、法学部、経営学部、国際政治経済学部、総合文化政策学部
▶ Webサイト:https://www.aoyama.ac.jp/
東京に住んでいた頃この正門の前は何度も通りましたが、中に入るのは今回が初。ドキドキ。
正門からキャンパス中心部までイチョウ並木が続きます。青山!って感じですね。
歴史を感じさせる建設様式の建物が多かったです。
こちらのチャペルでは毎朝礼拝が行われていて(月~金 10:30~11:00)、その間は授業はないそうです。さすがキリスト教系ですね。
図書館です。中は近代的で、入口はまるで駅の改札みたい。
大学と言えば学食!ということで、もちろんランチはこちらでいただきました。
12時前はこんな感じですが、12時過ぎると続々と学生たちが集まり出し、席の争奪戦が始まります。笑
カレーやら麺類やら。That’s 学食!って感じでとても懐かしかったです。
因みに「朝ごはんセット」は100円で、この日のメニューはトースト&バターロール、ミニハンバーグ、コロッケ、野菜スープ、オレンジ。や、や、安すぎる。そしてチップも不要!笑
時差ボケで食欲が安定していなかったので、軽めな「和麺うどん」(270円)をいただきました。
カフェやコンビニ(セブンイレブン)などもありました。
キャンパス到着時は授業中で閑散としていましたが、お昼休みともなるとこんな感じ。あちらこちらで学生たちが楽しそうにおしゃべりしていました。
そうそう、購買部ではこんなものを見つけました。今、青学の陸上部はすっごく強いんですって。毎年新年に行われる箱根駅伝では只今4連覇中!さらに監督の原さんは今やテレビでも引っ張りだこだとか。(翌朝ホテルでテレビをつけたら「ビビット」(TBS)に原監督が!笑)
こちらは外国人留学生が中心となって、英語や日本語、韓国語、中国語でおしゃべりするための「チャットルーム」。学生たちは授業がない時間帯を利用して、1回30~40分のセッションに参加しているそう。一部、一般公開をしている回もあり、近隣の方が参加してのセッションも。学生同士だけでなく、コミュニティとの交流にも繋がっていいですね~。
チャットリーダーはさまざまな国から留学している学生たち。日本の学生もリーダーになって「日本語チャット」を行っています。
女性向けパウダールーム。なんだか青学っぽいですね~。通学に渋谷駅や表参道駅を使うわけですから、身だしなみにはより一層気合が入るのかも。笑
都心なのに緑が多く、意外と静かでこじんまりとした印象のキャンパスでした。常に進化する渋谷区にありつつ、昔ながらの景観を保ち続け、どこか荘厳な雰囲気が漂う青山キャンパスは、”日本の若者文化”をすぐ近くで感じ・体験しながらも、落ち着いて勉学に励むことができそうな場所でした。
2003年に開設された相模原キャンパス
青学と言えば「文系も1-2年生は厚木のキャンパスに通うよね~」というのはもう古い話。現在、文系は1-4年全て青山キャンパスに通います。こちらの相模原キャンパスは2003年に旧世田谷キャンパスと旧厚木キャンパスを統合した形で開設され、理系学部および大学院が入っています。最寄駅はJR横浜線の「淵野辺駅」(町田駅の2つ隣)で、キャンパスは閑静な住宅街の中にありました。
神奈川県相模原市中央区淵野辺5-10-1
▶ 最寄駅:JR横浜線「淵野辺駅」より徒歩7分
▶ 学部:理工学部、社会情報学部、地球社会共生学部
▶ Webサイト:https://www.aoyama.ac.jp/
正門から奥へと続くイチョウ並木の景色は、青山キャンパスに似てますね。
アメリカの大学に雰囲気がちょっと似てるかも?
近代的な校舎(左)とチャペル(右)。相模原キャンパスでも毎朝、礼拝(月~金 10:30~11:00)が行われています。
グラウンドです。噂の陸上部もこちらで練習するんでしょうか。最近ではここでドラマの撮影が行われることもあるそう。
校舎の中に入ると、どどーんとトロフィーが!
前述のトロフィーの右に置かれていたのは青学が発行する校内新聞などなど。
左上から時計回り:『青山学院大学新聞』青学の新聞編集委員会が発行する新聞。青学に関するニュース、コラム、イベント告知、キャンパス周辺のお店紹介などが掲載。 / 『青山スポーツ』青学のスポーツに関するニュースを掲載。4/2号には9年ぶり、5度目の日本一に輝いた女子バレーボール部の活躍が一面に。 / 『AGU NEWS』3ヶ月に1度発行される保護者向けに送付されている大学広報誌。 / 『A.G.University News』数か月に1度発行される英字新聞。青学の学生が取材・執筆を行っている。
これらの発行物は青山キャンパス、相模原キャンパス内の随所で配布されていました。
図書館です。中もとても近代的で、まるでどこかの空港みたい。
もちろん相模原キャンパスにも「チャットルーム」が。
チャットルーム参加者たちとのクリスマスパーティーの写真(奥)。留学生の送別時には、色々な思い出写真を冊子(手前)にして贈っているそう。
空が広く開放感のある相模原キャンパスは、アメリカの大学に似た雰囲気を感じました。校舎はどれも新しく、とても近代的。新しい学部が加わり、より進化していく予定とのことなので、これからが楽しみなキャンパスでした。
まるで新築マンション!国際学生寮 武蔵小杉
JR南武線・横須賀線・湘南新宿ライン、東急東横線・目黒線の5路線が乗り入れる「武蔵小杉駅」は渋谷駅まで電車で15~20分のところに位置します。青学の国際寮が入居する「クレヴィアウィル武蔵小杉」は駅から徒歩15分ほどのところにある7階建ての学生寮。3階・4階が青学のフロア(全室個室の128室)で、他フロアには他校に通う学生が入寮しています。2017年にできたばかりの建物は、まるで新築マンションのようでした。
神奈川県川崎市中原区市ノ坪399-1
クレヴィアウィル武蔵小杉内
▶ 最寄駅:JR横須賀線・JR湘南新宿ライン・JR南武線「武蔵小杉駅」徒歩12分 / 東急東横線・目黒線「武蔵小杉駅」徒歩14分 / 東急東横線・目黒線「元住吉駅」徒歩13分
▶ キャンパスまでの所要時間:
・青山キャンパス 約50分(徒歩および電車)
・相模原キャンパス 約1時間(徒歩および電車)
▶ 家賃:104,440円/月(平日朝夕食付き、施設維持費込み)
▶ Webサイト:http://web.iec.aoyama.ac.jp/
5路線が乗り入れている武蔵小杉駅前には大きな駅ビルが並んでいます。
駅から徒歩5分、国際寮からは徒歩10分に位置する商業ビル「GRAND TREE」。1Fにはスーパーが入っていました。
国際寮の正面。こちらの3階・4階に青学の学生たちが入寮しています。
1Fの共有スペース。広々としていていい感じです。
1Fのダイニングエリア。平日の朝夕は食事付き。朝食は6:30~9:00、夕食は18:30~22:00でラストオーダーは21:30。バイトなどで帰りが遅くなる人にはお取り置きサービスもあるそう。
メニューは日替わりです。日英の料理名とカロリー・たんぱく質・糖質・鉄分の量が記載されています。
ある日のメニューを見てみると…、朝食は「肉じゃがとカニカマサラダ」、夕食は「Aセット:抵糖質つけ麺とふき味噌胡麻だれ」「Bセット:鮭のコーンマヨネーズ」「カレーセット:チーズカレー」でした。
1Fには自習室やミーティングルームが。コピー機はSuicaやPasmoで支払い可能。さすが日本!
*Suica、Pasmo:チャージ式の電子マネー。電車・バスなどの乗り物はもちろん、コンビニやスーパーでの支払いに使え、首都圏の学生は大抵持っているはず。
同じく1Fにはスポーツジムも完備。
ランドリールームは男性、女性で分かれており、女性用ルームにはカードキーがないと入れません。洗浄は1回100円、乾燥(ガス)は20分100円。
3Fの共有スペース。くつろいだり、食事をしたり。キッチンスペースでは自炊をすることも可能。4Fにも同じスペースが設けられています。
武蔵小杉の国際寮は全室個室。
バス・トイレ(ユニットバス)も各部屋内に。そしてトイレはもちろんウォシュレット付き!
屋上からの眺めです。多摩川の花火大会にはここから花火が見えるそうです!
中庭です。こういった共有スペースでは、他校の学生とも交流ができそうですね。
駅からの距離がちょっと気になる!という方はご安心ください。駐輪場完備なので駅まで自転車で移動することも。
都市開発が進み、あっという間に東京のベッドタウンになった武蔵小杉。駅前にさまざまな商業施設が並んでいるのでとても便利な街です。こちらの国際寮の魅力は何といっても新しさ・キレイさ。2017年に完成したばかりなのでほぼ新築です。青学の日本人学生も入寮しており、留学生同士だけでなく、日本人学生との交流も盛んです。
相模原キャンパスから徒歩10秒! 国際学生寮 相模原
相模原キャンパスに通うなら、これ以上好立地な場所は他にありません。正門のすぐ目の前に国際寮があるんです!これは便利すぎますね。遅刻の言い訳が見当たりません…。笑
神奈川県相模原市中央区淵野辺5-2-35
グローバルレジデンスさがみはら内
▶ 最寄駅:JR横浜線「淵野辺駅」徒歩7分
▶ キャンパスまでの所要時間:
・相模原キャンパス 徒歩10秒
・青山キャンパス 約1時間20分(徒歩および電車)
▶ 家賃:個室65,000円/月、2人部屋34,000円/月(施設維持費込み ※食事は付きません)
▶ Webサイト:https://www.aoyama.ac.jp/
左が正門、右の茶色い建物が国際寮。ほんとに目の前!
お昼休みが終わると、学生たちがぞろぞろとキャンパスに向かいます。
1Fの共有キッチンスペース。こちらの寮には食事が付いていないので、ここで自炊したり、外食したり、テイクアウトしたり。
1Fの共有スペースにはビリヤード台も。アットホームな雰囲気が伝わってきますね。
同じく1Fにはミーティングルームや、
スポーツジムが用意されています。
ランドリーは各階に。
個室 or 2人部屋の2種類から選べます。2人部屋の場合、同じ間取りで2段ベッドになります。
トイレとシャワーは共有です。その代わりと言ってはなんですが、なんと!!!
大浴場があるんです!
まるで銭湯のよう。「ようこそ日本へ!」って感じですね。
この日は「女湯」の日でした。日替わりで「男湯」と「女湯」になります。
現在こちらで暮らしている寮生たちの写真が貼られたボード。所属大学に関係なく、同じ寮に暮らす仲間!という感じがしますね。
こちらの寮にも青学の日本人学生が入寮しています。またハウスリーダーと呼ばれる管理人さんが常駐していて、学生たちの”良きおにーさん”という感じで色々サポートしてくれたり、学生たちの交流を促してくれたり。とってもアットホームな雰囲気の国際寮でした。
青山学院大学 2018年度オープンキャンパス日程
百聞は一見に如かず、とはまさにこのこと。ぜひ親子でキャンパスを訪れてみてください。実際に足を運んでみると、キャンパス内の雰囲気だけでなく、周辺の街の様子や駅からの道のりが分かり、日本での学生生活がより具体的にイメージできます。
オープンキャンパス開始日に都合がつかない場合は、個別のキャンパス案内をリクエストすることが可能です。
オープンキャンパス日程
青山キャンパス
2018年8月3日(金)10:00-16:00
2018年8月4日(土)10:00-16:00
2018年8月5日(日)10:00-16:00
※日程により対象学部が異なります。詳しくは青学Webサイトをご確認ください。
相模原キャンパス
2018年7月15日(日)10:00-16:00
※対象学部は青学Webサイトをご確認ください。
事前予約が必須となりますので、Webサイトからご予約ください。
国際学生寮
武蔵小杉、相模原いずれの国際学生寮も見学できます。
下記Webサイトから事前にご予約・お問合せください。
・国際学生寮 武蔵小杉
・国際学生寮 相模原